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令和6年3月31日付けで「くすのき広域連合」が解散 介護保険事業を市単独で実施します

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大阪府守口市

■解散までの経緯
市では、平成11年に門真市および四條畷市とともにくすのき広域連合を設立し、3市で介護保険事業を共同実施してきました。
一方、この間、国の介護保険制度の改正により、各市町村には地域に密着した取り組みが求められていますが、3市で構成する広域連合であるがゆえに、3市それぞれの健康増進、保健事業などとの連携に素早く対応できない支障が生じてきました。
このような状況を踏まえ、構成3市で協議検討を重ねた結果、各市ごとの地域包括ケアシステム※のさらなる進展を目指すため、令和6年3月31日をもってくすのき広域連合を発展的に解散することを決定しました。
※地域包括ケアシステムとは、超高齢化の進展を踏まえ、介護保険制度を将来にわたって持続可能なものとするため、高齢者が住み慣れた地域で自立した生活を営むに際し、医療、介護、予防、住まい、生活支援サービスを切れ目なく提供できる体制のこと。

■市単独で介護保険事業を実施するメリット
(1) より市や地域の実態に即した施策を行いやすくなります。
(2) (1)の施策を迅速に決定、実施することができます。
(3) (1)・(2)により介護予防施策などを効果的に実施できれば、いきいきと元気に過ごす高齢者が増え、ひいては介護給付費の適正化にもつながることから、将来にわたって安定的な介護保険制度の運営が可能になります。
市では、引き続き市民のみなさんが、切れ目なく安心して必要とするサービスを利用いただけるよう、市単独となってからの体制をしっかりと確保します。被保険者や事業者の皆さんには、今後とも必要な情報提供を行います。

■Q and A
Q1 市単独になると、具体的に何が変わるの?
A1 保険者がくすのき広域連合から守口市に変わることを始めとして、現在、くすのき広域連合本部と支所が担っている事務や機能が市に集約されます。

Q2 保険料はどうなるの?
A2 現在、次期介護保険事業計画の策定作業を市で進めており、その中で3年間の給付費の見込みなどを基に令和6年4月からの介護保険料を決定します。

Q3 現在介護サービスを利用しているけれど、影響はないの?
A3 解散による影響がないよう、くすのき広域連合と3市で検討協議中です。
その他のQ and Aについても今後市ホームページに掲載していきます。

■今後の主なスケジュール
▽令和6年3月ごろ
守口市老人福祉計画および介護保険事業計画(令和6~8年度)を策定
▽令和6年3月31日
くすのき広域連合が解散
▽令和6年4月1日
市単独による介護保険事業がスタート

問合せ:高齢介護課
【電話】06-6992-1610

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