梅雨の季節です。
自転車走行中のレインウェアにご注意!
〔事例1〕
レインウェアを着用して自転車を運転していた。道路を横断する際に、フードで視界がさえぎられて左右がよく見えず、自動車が接近していることに気付かずヒヤリとした。
〔事例2〕ポンチョタイプのレインウェアを着用して走行中、レインウェアのすそが車輪と接触して巻き込まれてしまい、転倒してケガをした。
〔アドバイス〕
▽フードの調整を正しく行いましょう。
フードを正しく装着しないと、首を左右に動かすときにフードが首の動きについてこないため、左右の視界がさえぎられることがあります。フードを着用する際に顔周辺のすき間を調整するゴムやひも、後頭部にある調整機能などを使用して頭部のサイズに合わせ、首を左右に動かしても視界がさえぎられないかを確認しましょう。ヘルメットの上からフードを着用するタイプのレインウェアを購入する際は、フードに調整機能が備わったものを選ぶようにしましょう。
▽レインウェアと自転車のタイヤやチェーンなどが接触していないか確認しましょう。
レインウェアのデザインと自転車の形の組み合わせによっては、レインウェアのすそやひもが自転車のタイヤやチェーンなどに巻き込まれることがあります。特に着丈が長いレインコートやポンチョタイプのレインウェアは注意が必要です。
▽風の強い日は注意しましょう。
前かごまで覆うような前丈が長いデザインのロングポンチョは、風にあおられて前丈が舞い上がると、視界がさえぎられて危険です。前丈の舞い上がりを防止する前かご用留め具が付いている場合は、正しく使用しましょう。付いていない場合は、強風時の使用を控えましょう。
レインウェアを正しく使用して自転車事故を防ぎましょう。
問合せ:
消費生活センター相談専用電話【電話】06-6998-3600
時間:9:00~16:30(平日のみ)
消費者ホットライン(土・日・祝日)【電話】局番なし188
時間:10:00~16:00
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