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#守口市のモノづくり人

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大阪府守口市

捨てられる着物をリメイクし、洋服や小物に生まれ変わらせることで、より「身近に」「気楽に」「気軽に」着物を日常の生活に取り入れてもらいたいと、着物リメイクのブランド「Acote(アコーテ)」を設立した川﨑(かわさき)優樹(ゆうき)さん。
守口市のふるさと納税返礼品としても好評な、着物リメイクの商品を手掛ける川﨑さんにお話を聞きました。

■家族の時間のため、独立を決意
―ブランド設立のきっかけは?
学校を卒業してすぐに、約5年間リユースショップで店長をしていました。
仕事が忙しく、なかなか家族との時間を取れない日が続く中で、子どもとの何気ない思い出を増やしたいと思い、仕事を辞めました。
勤めていた店では、着物の買い取りはしていなかったのですが、捨てられてしまうすてきな着物を生かせるような仕事はないかと考え始めたことがAcoteを設立したきっかけでした。

―現在の仕事内容を教えてください。
着物の生地や柄を生かして、アロハシャツなどの洋服を製作しています。また、余った生地でシュシュや小物入れなどを作り、なるべく廃棄が出ないように心掛けています。「世界に一つの、自分だけのアイテム」なのが特長です。
その他にも、カフェやセレクトショップなどの事業を運営しています。

■洋服でエンターテイメントを伝える
―仕事の厳しさや、やりがいはどんなところですか?
厳しいところはなく、やりがいしかありません(笑)。
「Acoteの服を着たから1日頑張ろう」と思ってもらえたとき、一番やりがいを感じます。
このご時世、しんどいときや辛いときがあると思いますが、そんな中でも、僕の服を着て元気になってほしいという思いで、日々洋服を作っています。

■着物の魅力を世界に発信
―今後の展望を教えてください。
10月にカナダで開催されるバンクーバー・ファッションウィークに参加します。世界中から新進気鋭のデザイナーが多く集まるコレクションで、着物リメイクをきっかけに、着物の魅力を世界の人に知ってもらいたいです。

―市民の皆さんへメッセージ
守口市は、小学3年生から住んでいて、とても好きな町です。今後海外へ活動の幅を広げていく中でも、守口市を拠点に活動していくつもりです。
一緒に守口市を盛り上げていきましょう!

◆川﨑優樹(かわさきゆうき) YUKI KAWASAKI
平成4年10月21日生まれ。
小学3年生から守口市在住で、現在4児の父。
着物リメイクのブランド「Acote」を立ち上げ、現在デザインから縫製、販売までを1人で行っている。
今年4月、大久保町にアトリエを併設したAcote Caféをオープン。
子どもたちのサッカーのコーチを務めるなど、地域とのつながりを大切に活動している。

◇こちらもチェック
今月の広報誌アンケート and プレゼントはAcoteの着物リメイクグッズ!
詳しくは本紙35ページをご覧ください。
※ホームページ(オンラインショップ)とInstagramの二次元コードは本紙をご覧ください。

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