危険な密集市街地を解消し、災害時の避難、緊急車両の通行などが可能となるよう、道路の拡幅などの整備や燃えにくい建物への建て替えなどを進めるため、市では対象地域にある老朽木造住宅の解体費用を助成しています。
◆危険な密集市街地
戦前からある集落や、高度経済成長期に農地が急速に宅地化されてできたまちなど、老朽化した木造建物が密集している地域で、国の基本計画などに即して定めています。
大地震が起きれば、多くの建物が倒壊したり、大規模な火災が起こるなど大きな被害が発生する危険性があります。
今後30年で南海トラフ地震が発生する確率は70~80%といわれており、早急に改善する必要があります。
◇助成内容
老朽木造住宅の解体費用に対して、申請者の見積額と市の算出額のうち、低い方に助成率を掛けた額を助成します。
助成率:解体費用の3分の2
限度額(1棟につき):
集合住宅 200万円
戸建て住宅 50万円
◇助成条件
(1)対象地区
佐太中町1丁目、八雲東町2丁目、大日町2~4丁目、佐太東町1丁目、金田町1丁目、大久保町1~3丁目、梶町1~4丁目、藤田町1~5丁目
(2)対象建物
・昭和56年5月31日以前に建築された木造住宅
・建物の登記をしている
必ず解体業者と契約・解体に着手する前に申請してください。
申請方法などでわからない点は、気軽に問い合わせください。
※詳しくは本紙またはPDF版をご覧ください。
問い合わせ:都市・交通計画課
【電話】06-6992-1708
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