■健康食品で体調不良に…医師などに相談しましょう
美容や健康の維持・増進を目的としたいろいろな健康商品が販売され、ドラッグストアやインターネット通販で気軽に購入できるので、利用したことがある人も多いのではないでしょうか。
健康食品には特定の成分が濃縮されているものが多く、その成分を過剰に摂取する可能性があるので注意が必要です。
健康の維持・増進の基本は「栄養バランスのとれた食事・適度な運動・十分な休養」です。健康食品を摂取する前に本当に必要かよく考えましょう。
◇事例
健康食品を購入し、数日食べると激しい腹痛と下痢を繰り返した。医師に相談すると、健康食品が原因かもしれないと言われ、食べるのをやめると症状が治まった。健康食品の販売店は「体に悪い材料は入っていない。悪いものが体から出た反応なので、続けてほしい」と言う。
◇アドバイス
「好転反応」と呼ばれるような、健康になる過程で体調不良が起こる現象は科学的には存在しません。自己判断での医薬品と健康食品の併用は避け、体に異変を感じたらすぐに使用を中止し、医師や薬剤師などに相談しましょう。
問合せ:消費生活センター
桜木町5番30号【電話】828・0397
相談受付は月~土曜日 午前9時~午後4時
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