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トピックス01 正副議長インタビュー

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大阪府寝屋川市

5月の市議会臨時会で選ばれた村上順一議長と奥大輔副議長に市政への思いやお気に入りの場所などいろいろな質問に答えてもらいました。

考え抜かれた施策が豊富な「選ばれるまち」を目指して
第64代 議長 村上 順一(むらかみ じゅんいち)

古き良き姿と新しい姿が融合するまちへ
第70代 副議長 奥 大輔(おく だいすけ)

■正副議長に選ばれた現在の気持ち
議長:身の引き締まる思いです。副議長として働かせていただいたときのことを原点に行政と議会の「二軸」を常に意識していきます。

副議長:市民の代弁者の組織として大きな責任を感じると共に重要性を認識しており、愚直に真っすぐに進む決意を強く心に刻んでいます。

■議員を志した動機
議長:小学校教員の頃、他市の児童が家庭内の虐待で亡くなりました。自分の学校の児童を守れてもそれ以上の子どもを守ることができない限界を感じ、市内すべての子どもたちを守りたいとの思いから議員を志しました。

副議長:日本の未来に危機感を抱いていたとき、東日本大震災で日本人の強さと精神性に心を打たれました。さらに地域をにぎやかにするにはまち全体をよくしなくてはいけないという2つの思いが今に至る原点です。

■市の長所と短所
議長:都市部や田園地帯、庶民的なまちもあり、どこを見ても良さを感じます。短所は交通が不便な地域があり、高齢者側に立ったまちづくりが必要です。

副議長:長所はコンパクトで交通の利便性がよく、日常生活もしやすいまちです。反面2つの大学や寝屋川公園をいかしきれておらず、教育に力を入れている本市として日常的な学びやスポーツの連携を進め、公園の活用を促進し、未来につながる取り組みが必要だと思います。

■市が今後目指す姿
議長:「選ばれるまち」です。利便性が高くスピード感があり、考え抜かれた施策が豊富であれば、そうなると信じています。また、道路は「市の顔」。舗装され、きれいであることは不可欠です。

副議長:古き良き日本の姿と新しい日本の姿が融合するまちが今後のあるべき姿だと思います。

■市議会の役割
議長:議事機関としてたゆまぬ調査研究が必要。車の両輪と同じで、行政とは距離を保ち同じ速度で進みながら、最善の方向を見つけるのが議会の役割だと思います。

副議長:二元代表制の一翼を担い、行政に対するチェック機能や政策立案機能を果たし、市民のために職務を全うする組織。行政と議会、立場は違いますが、いい距離感を保ちながら市民の豊かな暮らしを創ることだと思います。

■市内でお気に入りの場所は
議長:萱島の大楠。数年前の台風のダメージから復活し、勇壮で見ごたえのあるクスノキです。石宝殿古墳はそこに至る道のりも好きです。

副議長:寝屋川公園。子どもと初めてボール遊びをするなど家族との思い出が詰まった場所ですが、一番好きなのは家かな。

■最近、気になったニュース
議長:大リーグでプレーする大谷翔平選手やカンヌ映画祭で最優秀男優賞を受賞した俳優の役所広司さんなど、世界で活躍する日本人の記事に目が行きます。私と同じ年で挑戦し続けるサッカーの三浦知良選手の活躍もうれしいです。

副議長:近隣諸国のミサイルの発射など国家の存続を脅かすようなニュースを日常的に目にし、国家が家族の延長にあることをどうとらえればいいのかを自身に問いかけています。

■政治を志す若者にメッセージを
議長:一つ言えることは孤高であってほしいということ。政党所属であれ無所属であれ、「選ばれたひとり」となり、市民のために自問自答し続ける姿勢が必要です。

副議長:我々は、過去の積み重ねの上に生きています。未来を創ることができるのは今を生きる人々です。政治の力でまちを変えることができ、より良いまちを創ることができると信じており、そう思う若い人がいるのなら「迷っている時間はありません」と伝えたい。

■子育てについて
議長:娘が2人おり、「ありがとう」の言葉を大事にしています。朝は時間があれば学校へ行く子どもたちを必ず見送っています。

副議長:家庭を空けることが多く、父親の存在を子どもたちに伝えてくれていた妻に感謝しています。子どもは今高校生。「後悔しないように、できることは今やっておきなさい」と言っています。

■得意な料理ありますか
議長:チャーハンとプリンです。プリンはネットで勉強して作りましたが、娘にも好評でした。

副議長:ハンバーガーです。週末などに妻がパンを焼き、私が肉をこねて作ります。寝屋川ハーフマラソンでは家族で仕込んで飲食ブースに出しました。

問合せ:議会事務局
【電話】824・0010

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