9月24日~30日は結核予防週間
結核は過去の病気ではありません!
結核は全国で年間約1万人の患者が新たに感染し、約2,000人が命を落としている感染症です。決して過去の病気ではありません。市の令和4年度の新登録結核患者数は22人で3年度より増えています。
■結核の主な症状
結核の代表的な症状は2週間以上続く咳(せき)・痰(たん)・微熱・倦怠(けんたい)感・胸痛・呼吸困難感・体重減少・食欲低下です。症状がある、普段と何か違うと感じたら、早めに医療機関を受診しましょう。
■年1回は胸部レントゲン検査を
結核は早期発見・早期治療によって重症化を防ぐだけでなく、人に感染させることも防げる病気です。高齢者は結核を発病しても咳や痰などの呼吸器症状が出にくいことがあり、医療機関へ受診せず結核の発見が遅れる要因のひとつとなっています。症状がなくても年に1回は定期健診を受けましょう。40歳以上の人は市の肺がん検診も活用してください。
■結核予防のために
結核を予防するために適度な運動、十分な睡眠、バランスの良い食事を取りましょう。乳児はBCG接種を受けましょう。
問合せ:
結核について…保健予防課【電話】829・7773
肺がん検診について…健康づくり推進課【電話】812・2002
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