■屋根工事の点検商法トラブル!
典型的な勧誘トークとは…
悪質な業者の点検商法とは「近所の工事のあいさつに来た」と突然訪問し、「屋根瓦がずれている」などと言って点検した後、工事の契約を迫る手口です。特に在宅時間の長い高齢者からの相談が多く寄せられています。
・瓦が飛んで近所の人に迷惑がかかります
・この場で契約するなら、特別に安くします
・火災保険申請の手続きをしてあげます
・床下にシロアリがいるので、駆除したほうがいい
典型的な勧誘トークで不安をあおったり、費用の負担が軽くなると思わせたりするほか、次々と違う契約をさせる手口も見られます。
屋根は点検する機会が少ないため、「せっかく来てくれたし」と頼みたくなるものです。
一度点検させると断りづらくなるうえ、予想もしない高額な契約につながることがあります。屋根の現状に不安があるときは、突然訪問してきた業者に安易に依頼せず、まずは家を建てた工務店に相談したり、複数の見積もりを取り、金額などを比較しましょう。
■詳しい相談窓口
住まいるダイヤル
(公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター)
【電話】0570・016・100
平日午前10時~午後5時
※住宅リフォームや不具合に関する相談を受け付けています。
問合せ:消費生活センター
桜木町5番30号
【電話】828・0397
相談受付は月~土曜日午前9時~午後4時
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