■東寝屋川駅新設記念碑(打上元町)
東寝屋川駅(現寝屋川公園駅)が市の東の玄関口として開業したのは昭和54年10月1日。当時、国鉄片町線の長尾―四条畷間の複線化に合わせて、星田―忍ケ丘間に新設されました。
地元にとって待望の新駅でした。隣の星田駅は明治時代の開業と古く、忍ケ丘駅も昭和28年に開設。通過するだけで市内にはなかった国鉄駅を望む声は大きくなり、請願駅としてようやく誕生しました。
東寝屋川駅新設記念碑は幅2.9m、高さ2.1mで、駅前の歩道脇に設置されました。片町線は現在、「学研都市線」の愛称で親しまれ、駅名も平成31年3月に「寝屋川公園駅」に改称されましたが、自治会名が背面に刻まれた記念碑は新駅を待ちわびた地元住民の思いをいまに伝えています。
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