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【特集2】自分たちの力で変えていく!!これからの校則

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大阪府寝屋川市

市内全中学校の生徒会代表が集まり、中学生サミットを開催!話し合いの中で「学校により校則が異なる」「市全体で統一すべきだ」などの意見があり、校則の見直しを市内すべての中学校で進めることになりました。

●NHKが密着!!!
「おはよう日本」「ほっとニュース関西」で取り上げられました

■中学生サミット
市内全12中学校の生徒会が集まって、情報交換や、自分たちの問題を自分たちで考えることをとおして、学校をより活性化することを目的とする取り組みです。

◇中学生サミットで見直しの議題に挙がった校則の例
校則の見直しに関するアンケートを全中学校で実施
・集会などでの長時間の三角座り
・スポーツドリンクや塩分タブレットの持ち込み
・整髪料の使用
・授業中の水分補給
・ハンディ扇風機の持ち込み

◇これらの校則を…生徒が考えた3つの理念で見直していきます!!!
理念1:健康・安全
理念2:思いやり
理念3:納得(生徒も先生も)
自分たちで意見を表明し、生徒主体で見直すことにより、自らが決めた校則などを尊重し、学校生活をより良いものにしようとする意識の醸成につなげていく。

■日本ユニセフ協会も視察に!!
日本ユニセフ協会は、国連児童基金(UNICEF…すべての子どもたちの権利が守られる世界を実現するために活動する国際機関)の日本での公式の窓口で、国内でユニセフを代表する唯一の民間・非営利組織です。

公益財団法人 日本ユニセフ協会
学校事業部 副部長 鈴木有紀子さん

◇鈴木有紀子さんからの講評
中学生サミットの取り組みでは、自分たちの意見を表明することで、主体的に学校運営に参画しており、この経験は子どもにとってとても大切なことである。寝屋川市の中学生は、子どもの権利条約を踏まえ、積極的に議論しており、とても素晴らしい。今後、より議論が深まることを期待したい。

■実際に中学生サミットに参加した第六中学校生徒会インタビュー
Q:校則見直しを進める中で意識・大切にしたこと
Answer:実現させたときに誰かが損をすることがないよう、いろいろな角度から目線を変えて話し合うことを意識しました。また、見直しの必要性をしっかり考えることを大切にしました。
会長 小森さん

Q:取り組みを進める中で難しかったこと
Answer:元のルールに新しいルールを上乗せしていくことになるので、変えていくべき部分と残していく部分の線引きが難しく、何度も話し合いを行いました。
副会長 越智さん

Q:実際にサミットに参加した感想
Answer:3つの理念の1つに「納得」がありましたが、生徒も先生も全員が納得できるように一つひとつの校則について話し合うことは、難しかったけれどすごく楽しかったです。
執行役員 杉口さん

問合せ:教育指導課
【電話】813・0071

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