■正副議長インタビュー
5月の市議会臨時会で選ばれた中川健議長と髙見雄介副議長に、市政への思いや子どもの頃のの夢などいろいろな質問に答えてもらいました。
◆第65代 議長 中川 健(なかがわ けん)
何にもしばられていない発想と柔軟な考え方は若者の大きな武器
◆第71代 副議長 髙見 雄介(たかみ ゆうすけ)
自助、共助の防災意識を高める継続的な取り組みが必要
◇正副議長に選ばれた現在の気持ち
議長:35歳での就任は歴代最年少と言われますが、「若いから」とか「経験不足」などと言われないよう議会運営に努めていきます。
副議長:市民の代表として議会の果たすべき役割と責任はより一層重いものがあり、円滑な議会運営に取り組んでいきます。
◇議員を志した動機
議長:子どもの頃は母1人、子ども3人で少し貧しい生活を送っていました。その経験もあり、子どもたちには生まれた環境に左右されず公平な機会があるべきで、将来への可能性や希望を持ってほしいと考えたのがスタートです。
副議長:政治は、生活に密着しており暮らしに大きな影響を与えます。自分の力ではどうすることもできないことや困りごとなど政治の光が当たらない人のため、また生まれ育った寝屋川市の皆様のお役に立てればとの思いから議員を志しました。
◇市の長所
議長:大阪市域と京都市域の中間にある立地と市域が狭いところ。生活していく上で欠かせない利便性は寝屋川市の武器の一つと考えます。
副議長:交通アクセスが良く通勤や通学に便利で、田園や河川公園が広がる自然豊かな地域です。また、いじめゼロやディベート教育・待機児童ゼロに向けた取り組みなどを進めていることです。
◇市が目指す姿
議長:香里園駅周辺には多くの飲食店があり、寝屋川市駅周辺には公共施設や生涯学習施設があります。寝屋川公園駅周辺や萱島駅周辺も今後開発が進む中で、市民が自分たちのまちに魅力を感じ、愛着を持ってもらうとともに、市外からはたくさんの人々が訪れるまちを目指せればと思います。
副議長:「子育てするなら寝屋川市!長生きするなら寝屋川市!」と評価され選ばれるまちとなる施策が必要です。市の顔である4駅周辺の整備を進めること、密集市街地対策・交通不便地域の解消などにスピード感をもって取り組むこと、自助・共助の防災意識を高める継続的な取り組みが必要です。
◇子どもの頃の夢
議長:小学生の頃、俳優になりたいと言っていたような気がします。特にハリウッド映画が好きで、よく映画を見ていた記憶があります。
副議長:マラソン選手です。学生時代は、陸上部の長距離選手として駅伝大会などに出場していました。先日、親子マラソンに出場しました。
◇市内でお気に入りの場所
議長:特定の場所はないのですが、お気に入りは市内においしい飲食店がたくさんあることです。
副議長:自宅近くの自然豊かな田園風景が癒しの場所。四季折々の景色や移ろいを五感で感じることができます。
◇丸一日休みの日にしたいこと
議長:議員として外に出る機会が多く、休日は自宅でお酒をたしなみながら、好きなアニメを見たりゲームをしたりしています。
副議長:家族サービスです。子どもと一緒に楽しめ、普段は行けないような思い出に残るところに出掛けたいです。
◇政治を志す若者にメッセージを
議長:私は26歳で初当選しましたが、何にもしばられていない発想と柔軟な考え方は若者の大きな武器だと感じます。今の政治に不満があるなら、政治を変えたいと思うなら、恐れずにチャレンジしてください。
副議長:政治家は自分を犠牲にする覚悟があって初めてできる職業だと思います。議会活性化や多様な社会の声を届けるため若い政治家がもっと必要だと感じています。迷わず挑戦し、1人の人を大切にする政治に取り組んでいただきたいです。
問合せ:議会事務局
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