■放課後子供教室
学生が自ら市の事業を取材し、感じたことや思ったことをレポートしています。
今回は、高校2年生の上野萌々花さんによる「放課後子供教室」です。
11月5日に市立池田小学校を訪問し、「放課後子供教室」の取材をしました。池田小学校では地域の人などの協力のもとで運営されている「池田小にっこにこくらぶ」があり、子どもたちが自由に活動できるスペースを提供する寺子屋や校庭開放を行っています。
まずは図書室で行われている寺子屋を訪れました。低学年の階にある図書室では、校庭開放までの間に宿題をしたり本を読んだり、工作をして遊んだりと比較的にぎやかに過ごす様子が見られました。高学年の階の図書室では、宿題などを友達と教え合いながら行うといった落ち着いた空気を感じ取ることができました。
地域の人たちや大学生と一緒に遊ぶ子どもたちは、とても伸び伸びと楽しそうにしており、それぞれの子どもたちの目的にあった環境づくりが行われていることがとても印象的でした。
また、校庭開放の様子も見学しました。たくさんの子どもたちが校庭でボール遊びをしたり、走り回ったりととても元気な姿を見ることができました。校庭開放も地域の人たちが協力し、「安心して安全に遊べる校庭開放」を心掛けることが一番大切だと教えてもらいました。さらに、子どもたちが元気に挨拶してくれることが一番うれしいと聞き、「心の底から子どもが好きなんだなぁ」と心を打たれました。
今回の取材で、池田小学校では地域の人たちの協力で「放課後子供教室」が成り立っていると気付きました。子どもたちが「学校」という安全な場所でたくさんの体験を行うことができ、心豊かでたくましい成長を見届けるこの活動をもっともっと広めていきたい、そう強く感じる良い機会となりました。
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