■豊かな自然の中で安心して暮らせるまち
◇避難行動要支援者名簿
登録・更新を行い、自治区・自主防災組織単位での個別避難計画の策定を促進するとともに、民生委員・児童委員協議会などの避難支援等関係者との継続的な支援体制の充実に努めました。
◇防災力の強化
住民のみなさまに想定される災害を知っていただき、日頃から災害への備えを心がけ、いざという時にあわてず冷静な避難行動がとれるよう「岬町総合防災マップ」を配布しました。
◇ごみ処理施設の整備
経年による劣化が著しい焼却炉の天井部の耐火物更新工事を行い、ごみ処理施設の焼却能力の維持に努めました。
■安全で快適な住み心地のいいまち
◇第二阪和国道の整備
平常時・災害時を問わず地域の安全安心を確保するため、早期の複線化を国、大阪府へ要望しました。第二阪和国道周辺整備としては、府道和歌山阪南線と孝子地区を結ぶ町道孝子連絡線が開通しました。
◇道路施策
町道美化センター連絡線について、道路の見通しを改善するため府道との交差部と曲線部の改良・整備を行い、利用者の安全性確保を図りました。
災害等緊急時および下水道整備促進のための道路として、府道岬加太港線池谷交差点を起点とする町道池谷向出連絡線の整備を実施しました。これにより、緊急時の避難路確保および地域住民の利便性向上に繋がっております。
◇都市公園(みさき公園)
令和2年3月末、南海電鉄によるみさき公園運営事業撤退以降、本町はみさき公園を都市公園として存続し、新たな事業者による民間の活力を活かしながら、本町への集客と賑わいの中核拠点として、住民や周辺自治体の利用者にも親しまれる「新たなみさき公園」の再開をめざしてまいりました。
この方針に基づき、民間の資金やノウハウを最大限に活かした魅力ある都市公園の実現に向けて、PFI法による特定事業として選定した「新たなみさき公園整備運営等事業」について、民間事業者と事業契約を締結し、現在、整備に向けた協議を進めているところでございます。
◇みなとオアシスみさき
3年ぶりに深日港活性化イベントを開催し約6千人の方にご来場いただき、深日港の賑わいづくりに努めました。また、深日港と洲本港を結ぶ旅客船の運航事業については、通過型観光から滞在型・着地型観光への転換を図ることで、内閣府より新たに3か年の「地域再生計画」の認可を受け、コロナ禍での運航となりましたが、5838人の方にご乗船いただきました。そのうち自転車を利用された方が886人おられ、本航路の認知度も上がってきたものと考えます。今後も関係機関と連携し「みなとオアシスみさき」を起点に大阪湾を一周できる広域観光の推進に取り組んでまいります。
◇公共下水道工事
深日緑4丁会、向出南、向出北地区において公共下水道工事を実施し、令和5年度も引き続き同地区の設計並びに、工事を行う準備を進めております。小島地区漁業集落排水事業では、整備した排水処理施設への個別的な接続を引続き促進し、地域の活性化並びに環境保全による地場産業の育成に努めました。
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