岬町地域おこし協力隊(カソク装置)の二人が岬町の魅力をカソク(加速)させている人物や場所に出向いてインタビューをするページです。
■岬町青少年指導員協議会
会長・宮川益和(みやがわますかず)さん
「きっかけが子どもを成長させる」
普段はできない体験で見出す親子の可能性
─宮川さん、岬町青少年指導員協議会とはどんな会ですか?
「岬町の子どもたちの健全育成を目指して活動している会です、子どもたちが元気にのびのびと育ちながらこの岬町のことを学んでもらえるような活動をしています。」
─どのような活動をされているのですか?
「親子で楽しめる[デイキャンプ]では、体育館を使って総合レクリエーション『ミニリンピック』を開催して楽しく身体を動かしてもらったり、手作りの出店でかき氷やポン菓子などお祭りの雰囲気を楽しんでもらいました。毎年恒例の[しめ縄作り体験]では親子で協力してしめ縄を作りながらお正月の風習やしめ縄の由来などを学習してもらっています。他にも牛乳パックを使っての[灯籠作り]や、夏には[風鈴作り]など体験しながら学習もできる企画を色々と行っています。」
─楽しそうな企画が多いですね
「周囲の頼りになるスタッフがいろんな企画案を提案してくれるのでいつも助けてもらっています。私はサポートに徹してますよ(笑)」
─印象に残ってる思い出などありますか?
「以前、岬町青少年の森で鮎つかみ体験のイベントを行ったんですが、50人程度の参加者を予想しておりましたら200人以上の参加者が集まりましてスタッフ一同汗だくになりながらなんとかイベントを成功させることができました。イベントがとても盛り上がったことも嬉しかったのですが、それまで魚を食わず嫌いしていた子どもが自分で掴んだ魚なら食べてみたいと鮎の塩焼きを美味しそうに3匹も食べる姿を見た時はとても嬉しくて思い出に残っています。」
─活動にやりがいを感じる瞬間はどんな時ですか?
「普段、家庭ではなかなかできないような体験を通して子どもたちが成長したり、新たな可能性を見出す場面に立ち会えた瞬間はやりがいを感じますね。それと同時に成長する子どもを見つめる親の眼差しと言いますか、うちの子にこんな一面があったのかというような我が子の新たな可能性に立ち会えた瞬間の親の喜びというようなものは、こちらも共感して嬉しくなりますよ。」
─この活動が今後どうなっていけば嬉しいですか?
「こういった活動をしていますが我々はあくまでもサポートの立場なんですよ。ですから子どもをもつ親から、親子でこんなことできたらいいなというアイデアがありましたら気軽に我々に相談してもらいたいです。そのアイデアを実現させていくのが我々の活動だと思っています。」
─宮川さんインタビューありがとうございました。
「こちらこそありがとうございました。季節ごとにしめ縄作り体験など様々な募集を行っておりますので興味のある方はお気軽にご連絡ください。」
生涯学習課【電話】492-2715
■インタビューを終えて…
青少年指導員協議会の活動が、子どもたちの可能性の扉を開く「きっかけ」という鍵になっていて素敵だと思いました。体験という最高の教材が岬町には色々と用意されているので子育てしやすい町だと感じます。
僕も子ども時代に戻れるならこの岬町でいろんな体験をしてみたかったです、あと10年若ければ…いや20年…違うか30年。…体験に歳なんて関係ないでしょうが。
問合せ:まちづくり交流館(多奈川谷川3400-6多奈川駅徒歩1分)
【電話】080-4012-5482(まちづくり交流館直通)【E-mail】misakikouryuukan@gmail.com
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