■すべての人が輝くまちづくりを進めるまち
◇官民連携の取組み
淡輪小学校において、最先端の映像分析ツールを活用し、体育授業等において生徒自らが課題発見から課題解決まで行う探究学習の実証実験を実施するなど、行政が抱える課題解決、住民サービスの向上、地域活性化に民間事業者等のノウハウ、アイデアを活用しました。
◇地方創生事業
「ふるさと納税」の取組みを推進し返礼品を増やす取組みを行うなど、岬ゆめ・みらい基金の確保に努めました。結婚新生活支援については、国の制度で実施される補助に対し町単独で補助金の上乗せを行うことで、幅広い年齢層の支援の充実に努めました。
また、町単独事業として婚姻された方々に対し「結婚祝金事業」や、「出産祝金事業」を実施するとともに、奨学金の返還を行っている方々に対し「奨学金返還支援事業」を実施しました。
◇人権施策
すべての人々の人権が尊重される社会と差別のない明るく住みよいまちの実現に向けた「人権啓発」や「人権教育」、「人権相談事業」を積極的に推進しました。また、令和5年3月に制定した「岬町犯罪被害者等支援条例」による犯罪被害者への支援を円滑に進めるため、大阪府泉南警察署と「犯罪被害者等に関する情報提供等に関する協定」を締結し犯罪被害者支援に向けた取組みを推進しました。
◇デジタル田園都市国家構想の推進
住民票等の「コンビニ交付サービス」や、いつでもどこでも本町の地図情報が収集できる「公開型・統合型地理情報システム(みさきデジタルマップ)」の構築、ホームページの「チャットボット」の導入を実施しました。令和6年度のデジタル田園都市国家構想交付金事業として、「書かない窓口」、「コミュニティバスのキャッシュレス決済」、「統合型校務支援システム」の申請を行い採択を受けました。
◇大阪関西万博の機運醸成
万博の桜2025実行委員会の寄付を受け、「いきいきパークみさき」に40本の桜を植樹しました。また、万博首長連合による地域の魅力活性プロジェクトの「万博弁当」に岬町の「美咲サーモン」および「ブルーベリー」が選定され、地域の特産品のPRに努めました。
■結びに
以上が令和5年度における主要施策の成果概要です。これらの成果は議員各位ならびに、住民のみなさまの多大なるご支援、ご協力によるものと改めて深く感謝いたします。
今後も住民のみなさま、議会のみなさま、産・学・官の関係者のみなさまと連携し、町民のみなさまの町に対する「誇り」を更に醸成できるよう町政運営に取組んでまいります。
※令和5年度の財政状況や決算の概要については、次頁以降をご参照ください。
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