■自然共生サイトって?
“民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域”を環境省が認定する取り組みのこと。国は、自然を守るために2030年までに陸・海の30%以上を確保することを目標にしていることから、この取り組みが始まりました。
来年にはこの取り組みが法律となり、「地域生物多様性増進活動推進法」が施行される予定です。自然共生サイトに認定されると、保全活動に対し補助が受けられるなどのメリットがあり、現在全国で122ヶ所が認定されています。
◇多奈川ビオトープはどんなところ?
いきいきパーク内にあり、大阪府・岬町・南海電気鉄道(株)・大阪府立環境農林水産総合研究所・日本ビオトープ管理士会近畿支部が協働で自然再生活動を行なっています。この場所は、関西国際空港第二期事業の埋立て土砂の採取跡地であることから、かつてここに暮らしていた生きものたちを呼び戻そうと、湿地や草地を管理したり、もともとこの場所に生育していた樹木を植栽するなどの取り組みをしています。
一般の方が参加できる「自然観察会」も定期的に開催していますので、ぜひお越しください。
問合せ:企画地方創生担当
【電話】492-2775
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