濱田青陵賞は、本市にゆかりが深く、考古学の先駆者として偉大な功績を残し、多くの後進を育成された濱田耕作(号青陵)博士の没後50年にあたる1988年に「岸和田市文化賞条例」に基づき、本市と朝日新聞社が創設しました。
博士の業績を称えるとともに、我が国における考古学の振興に寄与する目的で、業績のあった新進の研究者や団体を広く選考し表彰するもので、今回で35回目を迎えました。
■受賞者 辻田淳一郎(つじたじゅんいちろう)氏(50歳)
現職:九州大学人文科学研究院准教授
学位:博士(比較社会文化)
業績:古代鏡の分析による古墳時代を中心とした考古学的研究
主な論著:
『鏡と初期ヤマト政権』(すいれん舎2007)、
『同型鏡と倭の五王の時代』(同成社2018)、
『鏡の古代史』(角川選書2019)
授賞式:9月24日(日)午後1時にマドカホール(荒木町1丁目)で
※記念シンポジウムの内容などは決まり次第お知らせします。
問合せ:郷土文化課
【電話】423-9688
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