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人権の窓[279]だれもがどれも選べる社会に

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大阪府岸和田市

令和6年度「男女共同参画週間」のキャッチフレーズは「だれもがどれも選べる社会に」です。このような社会の実現に向けて、本市ではさまざまな講座を開催する中、昨年度は幼稚園・保育所の子どもたちに向けた講座を開催しました。

■女の子、男の子、どっちがどっち?
人形などの小道具を使い、服装や名前、好きなおもちゃ、将来のなりたい職業についての当てっこゲームをしながら、性別による思い込みに気付いてもらうための講座で、「これは、どの子の好きなおもちゃかな?」「このお仕事は誰の将来の夢だと思う?」との講師からの問いかけに対し、子どもたちは次々と手を挙げ、理由とともに自分の考えを発表してくれました。「この子は髪の毛が長いから女の子!」「青色のコップは男の子のものだと思う」など、子どもたちにも性別による無意識の思い込みがあるということがよくわかりました。

■男の子も女の子も、みんな一緒
「男の子だから、女の子だから、という理由で自分がしたいことや好きなものが選べなかったらどんな気持ち?」「我慢せずに自分のしたいことや、嫌だと感じることを言っていいよ」「男の子だから、女の子だからということはなく、将来はどんな職業にも就けるよ」講師の言葉に子どもたちは「男の子も女の子もみんな一緒なんやで」「何が好きでもいいよな」と、気付いたことをお友だち同士で話し、「おうちで今日のこと話したで」と先生に報告してくれた子もいたそうです。
まず「気付くこと」。それが「だれもがどれも選べる社会」の実現につながるのではないでしょうか。大人も子どももみんなで考えてみませんか。

問合せ:人権・男女共同参画課男女共同参画担当
【電話】429-9858【FAX】441-2536

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