■一般会計867億4,213万円(前年度比3.1%増)
▽POINT
自主財源は定額減税の実施に伴い、市税が約7.1億円減少したことなどにより約7.8億円減少しました。依存財源は定額減税の減収分が地方特例交付金として全額補填されるため約7.7億円、国庫支出金が約13億円増加したことなどにより約33.7億円増加しました。
▽POINT
斎場整備事業費などの減少により衛生費が約19.3億円減少しました。一方で、児童手当支給事業費などの増加により民生費が約37.3億円、小学校大規模改造事業費などの増加により教育費が約14.7億円、歳出全体では約26億円の増加となりました。
■特別会計・公営企業会計1,208億8,461万円(前年度比0.1%減)
特別会計は特定の収入で特定の支出を賄う場合に経理する会計で、6会計あります。公営企業会計は独立して事業を行う会計です。
■主な取り組み
令和5年度から「将来ビジョン・岸和田第1期基本計画」がスタートしています。
◆1.子育てしやすい岸和田の実現
▽認定こども園の整備(3園)9億2,406万円
待機児童の解消とより良い教育・保育環境の充実を図るため、認定こども園を整備。
▽医療的ケア児受け入れ補助金1,564万円
市内民間教育・保育施設に対し、医療的ケアが必要な児童を受け入れる際の補助金を創設。
▽AIソフトの活用1,000万円
家庭学習用端末の効果的な活用を図るため、子どもの理解度に応じた問題を自動的に出題するAIソフトをモデル校で導入。
◆2.経済・交流が活発な岸和田の実現
▽路線バス運行存続補助1億2,181万円
市内路線の一部について路線バス運行存続補助金を支給するとともに、利用者の利便性向上を図るため、ローズバスのルート改正などを実施。
▽広域幹線計画事業6,988万円
人・物・情報が行き交う広域交流拠点の形成に向け、山直東地区などの泉州山手線沿道まちづくりを推進。
▽「市内丸ごとラボ」実証事業推進補助金300万円
新たに市内の施設などをフィールドとした、先進的な実証事業の取り組みに補助金を交付。
◆3.都市課題を解決する仕組みづくりの実現
▽「岸和田市スマートシティ構想」の推進519万円
地域課題の解決を産学官連携で進めるため「岸和田市スマートシティ推進協議会」を設立。
▽「生成AIサービス」などの導入474万円
会議録作成や行政文書作成など業務の効率化を図るため「AI音声認識会議録支援システム」や「生成AIサービス」を導入。
◆その他の取り組み
▽「泉州“海”の万博」開催2,300万円
大阪・関西万博プレ事業として開催。
▽岸和田城再建70周年古希記念事業745万円
年間を通じて記念事業を実施。
※特集における予算額については、1万円未満を端数処理しています。
問合せ:財政課
【電話】072-423-9542【FAX】072-423-4644
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