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摂津スクール最前線!

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大阪府摂津市

毎月、市立小・中学校の取り組みや注目の人物、普段取り上げられない教育現場の舞台裏などを紹介・お知らせします。

各学校では、コミュニケーションスキルや実践的な英語教育など、児童生徒が未来を切り拓く力を育むために、担任の先生とともに活躍するエキスパート(加配教員)を配置しています。今月は、このエキスパートについて紹介します。

◆加配教員連絡会を実施
市では、4月10日に全加配教員が集まって目的や役割を確認する「加配教員連絡会」を行いました。この連絡会は、各加配教員が連携して児童生徒の意欲や能力の向上につなげる狙いがあり、全国的にも珍しい取り組みです。
教科ごとに分かれた分科会では、各学校の課題や良かった事例などの情報を共有し、加配教員が現場で行うことをイメージしていただきました。

◆エキスパートの役割
エキスパート(加配教員)は、キャリア教育など、子どもたちの自主性を育む教育方法に対応するために導入されました。
各教科において、単に授業を行うのではなく、学校の課題解決や授業の内容を共有し担任の先生のスキルを向上させる役割を持っています。
また、特別な学習が必要な児童生徒に対して、適切な支援や補習などを行い、理解度や成績の向上を助けます。

◆小中連携で中学校へのビジョンを
三中では、小中連携の加配教員として、体育の興那城(よなしろ)先生を配置しました。
興那城先生は、三中に加えて進学前の三宅柳田小と千里丘小で授業をすることで、指導に一貫性を持たせています。中学校に進学した時の自分や中学校への憧れをイメージし、進学時のギャップ解消にもつながります。

○point!
摂津市は、各中学校区が「2小1中」になっています。2小1中とは、三宅柳田小と千里丘小の多くの児童が三中に進学するように、2つの小学校の児童が1つの中学校に進学することを指します。2小1中の進学制度であれば、一貫性を持たせた授業を行いやすいといった特徴があります。

◆英語を「知りたい」気持ちと自己実現力の向上を
千里丘小では、児童が「英語でこんなことをしたい」といった具体的な目標を持って学習ができるよう、英語の加配教員として、八木先生を配置しました。
八木先生は、英語指導補助の方と協力し、目標に向けて「じゃあ何をしよう」と考え行動する「自己実現力」を育むような授業づくりをしています。

○point!
児童一人ひとりがタブレットを持ち、手を挙げての発表だけではなく、気持ちや考えを共有したり、自分の声を録音して発音を確認するなど、ICT(情報通信技術)を活用した先進的な教育も行っています。

この取り組みや市の教育の最新情報をYoutube「摂津市教育委員会チャンネル」で配信中!

問い合わせ:学校教育課

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