令和5年度一般会計・特別会計および企業会計の決算が出ました。皆さんが納めた税金や、国・府からの補助金などがどのように使われたのかをお知らせします。
※端数処理のため、金額やパーセント表記にずれが生じる場合があります。
◆一般会計
歳入:458億7,176万円
歳出:448億591万円
一般会計とは市税などを主な財源として、行政の基本的な経費を経理する会計(例:福祉、教育、土木などに要する経費)
◇令和5年度決算について
決算の特徴としては、歳入では新型コロナウイルスワクチン接種体制確保補助金などの国庫支出金が減少となったものの、法人市民税や固定資産税などの市税の増加により、歳入総額は前年度と比較して、20億2,824万円増加しました。
歳出では、教育・保育給付費負担金などの扶助費などの増加により、歳出総額は前年度と比較して18億824万円増加しました。
財政の弾力性を示す経常収支比率は、経常経費充当一般財源等総額の増加により98.5%となり、前年度から4.9ポイント悪化しました。
・経常収支比率とは…毎年度、経常的に収入される一般財源のうち、経常的経費に充当された一般財源の割合
◆企業会計
民間企業と同様、事業収益を上げて経理する会計
※いずれも収益的収支(経常的な事業活動に伴って発生する収益と費用の収支状況)による額
◆特別会計
特定の歳入を特定の支出に充てて経理する会計
◆市民1人あたりの歳出(一般会計)
市の仕事を目的別に分類し、市民1人あたりに換算すると
・民生費
各種福祉事業を行うお金…22.5万円
・総務費
一般事務などに使うお金…9.2万円
・土木費
道路やまちづくりに使うお金…6.1万円
※市人口86,346人(令和6年3月末現在)
問い合わせ:財政課
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