摂津スクール最前線!

7／55

毎月、市立小・中学校の取り組みや注目の人物、普段取り上げられない教育現場の舞台裏などを紹介・お知らせします。

今月は、先月に引き続いての中から、実際に“企業連携”を行った別府小学校の取り組みについて紹介していきます。
この取り組みは、今年度からスタートした応援企業等の登録制度を活用したものです。ご協力いただける企業様をお待ちしております。ぜひご登録ください!

◆「楽しんだもん価値!」最後の運動会　最高のダンスを
別府小学校の6年生は、小学校最後の運動会での団体演技を素晴らしいものにしたいと、自分たちでプロダンサーの岡さんに連絡を取り、振り付けやダンスの指導を依頼しました。
4人の先生からは、ダンスの練習に取り組む姿勢だけでなく、たくさんのことを学びました。運動会の本番では、練習の成果を発揮し、息の合ったダンスで会場のみんなを驚かせました。
今回のテーマだった「楽しんだもん価値!」。その言葉のとおり、楽しく学び、そして、自分たちで作り上げた最高のダンスは、本当に価値のある、忘れられない思い出になったことでしょう。

・講師を務めた岡さん
練習に取り組んでいく中で、子どもたちは日を追うごとに明るい表情を見せてくれるようになりました。
運動会までの2カ月間、子どもたちは常に前向きな姿勢で練習に取り組み、本番では大成功を収めてくれました。
みんなの“青春”の一部に関われたことをうれしく思います。子どもたちにとって、夢や未来を考える機会になれば幸いです。

◆別府小みんなの声
今年の運動会は今までで一番楽しかったです。
ダンスがあんなに揃って格好よくできたのは、先生が来てくれて、“絶対成功させたい”とみんなが本気で取り組んだから。
今回のダンスの取り組みをとおして、話を集中して聞く力やみんなと協力する力がつきました!

最初はうまくできなくて…でもあきらめずに練習をして、ちょっとずつでもダンスができるようになりました。
本番は、自分でも驚くほどがんばりました!

・学校での初めての取り組みに、学年担当の先生たち4人も奮闘!
練習を楽しみにする顔、本番が近づくにつれ真剣になる顔、本番が終わったあとの自信に満ちあふれた顔。子どもたちのいろいろな表情を見ることができました。
先生たちの好きなことで頑張る姿から“夢”をもらった子どもたちは、自分も将来、同じように誰かに“夢”を与えられるような人になりたいと思えるような貴重な経験になったと思います。

問い合わせ：学校教育課