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令和6年度 市政運営の基本方針

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大阪府摂津市

第1回議会定例会で森山一正市長が、市政運営の基本方針演説を行いました。ここでは、その概要を紹介します。

◆「つながりのまち摂津」を未来に引き継いでいく
昨今は、先行きが不透明で、変化の激しい時代と言われており、今後も、難しい市政の舵取りが求められるものと思われます。しかし、どのような社会情勢であろうとも、私に課せられた使命は、誰もが幸福を実感し、住み続けたいと思えるまちを実現することです。「つながりのまち摂津」を未来に引き継いでいけるよう、不撓不屈(ふとうふくつ)の精神で、まちづくりに挑んでまいります。

◆やるべきことをしっかりとやり抜く
令和4年度決算では、歳入において市税収入が増加したものの、令和3年度に引き続き、市債の借入額が元金償還額を上回ることとなりました。歳出では、扶助費や人件費の増加のほか、大型公共事業の進捗などに伴い普通建設事業費が増加しており、主要基金現在高は4年ぶりに減少に転じる状況です。
このように、本市を取り巻く環境は大変厳しいものですが、今後も持続可能なまちとして成長を重ねていくためには、めざす将来像をしっかりと見据え、市民と心を一つにして、まちの魅力とポテンシャルを高めていくことが必要です。
そのためには、更に効率性・有効性などを重視した事業の適正化を推し進め、持てる行政資源を無駄なく最大限に活用し、まちを活性化させる大型公共事業の着実な前進と、市民の生活を支える行政サービスの向上に、しっかりと取り組んでいかなければなりません。そして、まちづくりの主役である市民の力を最大化するため、「人と人とのつながり」を育むことが肝要です。
やるべきことをしっかりとやり抜く、そんな揺るぎない信念と覚悟を持って、市政の運営に臨みます。

◆描いた夢を形にすべくまちづくりに全身全霊
コロナ禍の長く暗いトンネルをようやく抜け出し、社会経済活動が正常化していく中、本市におきましても、地域において、さまざまな活動が再開されました。
地域の行事で出会った人々が、生き生きと活躍している光景を目の当たりにし、改めて、このまちの力強さを実感した次第です。
私は、市長就任以来「思いやり」「奉仕」「感謝」「あいさつ」「節約・環境」の5つの心を育む「人間基礎教育」を掲げ、生き方や価値観が違っても、基本的な社会のルールを守れる「人づくり」を訴えてきました。
「人間基礎教育」は地道で時間のかかる取り組みですが、水すいてきせきせん滴石穿の如く「人を想う心」を育み、「つながりのまち」を実現するための力を、着々と積み上げてきました。
その力を糧として、描いた夢を形にすべく、まちづくりに全身全霊を傾け取り組んでまいります。

市政運営の基本方針全文はこちらから
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