水道料金・下水道使用料は、私たちの生活に欠かせないインフラを支えています。日々の水処理、施設の維持管理、老朽化した上下水道管の更新費用など適正な原価に照らして、妥当な料金水準であることが必要です。
Q1 水道料金や下水道使用料ってどんなことに使っているの?
A 3人家族の例を見ていきましょう。
1か月に使う水の量
230L×3人×30日…およそ20立方メートルで、(20,700L)
水道料金は1か月で2,778円です。
※実際は2か月ごとに請求しています
Q2 水道事業や下水道事業には税金も使われているの?
A 原則、税金は使われていません。
皆さまからの「水道料金」と「下水道使用料」で運営しています。
※ただし、雨水の排水にかかる費用は税金が使われています
下水道使用料は1か月で2,299円です。
※実際は2か月ごとに請求しています
Q3 水道料金や下水道使用料の収入はどうなっているの?
A 節水型のトイレ、洗濯機などの普及やライフスタイルの変化により、収入の減少が続いています。
(料金収入の推移)
Q4 そもそも水道管や下水道管ってどれくらいあるの?
A 市内には、水道管が241km、下水道管が348km埋設されています。
水道管の全長は…摂津市~浜松市に匹敵→(歩くと)60時間(241km)
下水道管の全長は…摂津市~静岡市に匹敵→(歩くと)87時間(348km)
Q5 水道工事や下水道工事はどんなことをしているの?
A 老朽化した水道管や下水道管が破損した場合、大規模な断水や道路陥没を引き起こす恐れがあります。そのため、古い水道管を地震に強い「耐震管」に取り替えたり、下水道管の内部を点検し、破損個所の補修をしています。
(水道管の現状)
管路経年化率:50.2%
全国平均23.8%(R4)
全長241km
※管路経年化率…耐用年数40年を超える水道管が、どれだけあるかを示す指標です
基幹管路の耐震適合率:36.7%
全国平均42.3%(R4)
R10目標50%
全長23km
※基幹管路…漏水発生時や災害時に広範囲の断水を引き起こす大きな水道管
(下水道管の現状)
管渠老朽化率:4.0%
全国平均7.6%(R4)
※管渠老朽化率…耐用年数50 年を超える下水道管が、どれだけあるかを示す指標です
Q6 この先どうなっていくの?
A 「安全な水を安定的に供給できるまち」「公共下水道により快適に生活ができるまち」を目指しています。それを実現するため、「摂津市上下水道ビジョン及び経営戦略」の改定版を策定中です。今後、このビジョンなどに基づき、さまざまな課題への取り組みを進めていきます。
詳しくは市ホームページ(右記QR)にビジョンなどの案を掲載していますので、ご覧ください。
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問い合わせ:経営企画課
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