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Medical News

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大阪府東大阪市 クリエイティブ・コモンズ

市立東大阪医療センターのスタッフがリレー形式で医療に関する情報などをお届けします。

■第83回目の症状と脳の病気
□市立東大阪医療センター 脳神経外科 藤本京利部長
「最近、視力が落ちてきた」「片方のまぶたが垂れてきた」「時々片目に霞がかかったようになることがある」。こういった症状を自覚されることはありませんか。そして「もう歳だからなあ」という一言で片づけてしまっていることはありませんか。
確かに、そういった症状は加齢や目の病気が原因のことが多いですが、まれに脳の病気が原因であることもあります。
視力の低下や片方のまぶたが垂れてくるのは、脳腫瘍や脳動脈瘤が原因のこともあります。片目に霞がかかったような状態は、頸動脈に問題があって起こる脳梗塞一歩手前の前兆の場合があります。
このような話を聞いて、慌てて脳の検査を受ける必要はありませんが、「歳だから」という思い込みやこの記事を読まれて逆に「脳の病気だ」と思わず、まずは、地域のかかりつけ医や眼科の先生に相談しましょう。

問合せ先:地方独立行政法人市立東大阪医療センター事務局地域医療連携室
【電話】06-6781-5101
【FAX】06-6781-2194

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