今回の「ええもん」は枚岡と天下人・豊臣秀吉との関係を紹介します。
枚岡神社の南、五条には、明治時代まで枚岡神社の神職を務めた水走氏の屋敷がありました。屋敷跡の発掘調査では、高さ3.6センチメートルの犬形の土製品が見つかりました。同じものが、秀吉時代の大坂城跡からたくさん見つかっています。さらに、江戸時代の初めには、秀吉の息子・秀頼の手で枚岡神社の再建事業が行われます。これらは、豊臣家二代と枚岡地域の良好な関係を象徴する出来事です。
現在、枚岡神社には再建時に秀頼が寄進した擬宝珠(橋の飾り)と釣燈籠(軒先などにつるす燈籠)が残され、水走氏の屋敷跡には、江戸時代の墓塔が建っています。
この秋、枚岡に出かけて、天下人・豊臣家の物語に触れてみてはいかがでしょうか。
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