市立東大阪医療センターのスタッフがリレー形式で医療に関する情報などをお届けします。
■第85回今からでも遅くない!インフルandコロナワクチンのW接種を!
□市立東大阪医療センター 山田 晃正 副院長
新型コロナウイルス感染症による感染状況は、令和3年の年末には比較的改善しましたが、完全に終息を迎えることはなく、第6、7、8、9波と続き、令和5年秋現在は小康状態と言える状況です。
今年5月8日以降、2類から5類感染症となった新型コロナウイルス感染症ですが、コロナウイルスはこの世から消滅した訳ではありません。入院の必要な方やお亡くなりになる方もいらっしゃいます。ウイルスも日々刻々変異し、感染力はより強力とも言われています。
今年は季節性インフルエンザの流行も拡大しており、今からでも遅くありませんので、インフルエンザワクチンとコロナワクチンのW接種をお考えください。これらのワクチンは同時に接種が可能です。また、コロナワクチンは、最新の変異株(XBB.1.5)に対応するように改良されています。「もうワクチン接種はいらないだろう」とお考えの方も、再度ご検討いただければと思います。
問合せ先:地方独立行政法人市立東大阪医療センター地域医療連携室
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