市立東大阪医療センターのスタッフがリレー形式で医療に関する情報などをお届けします。
■第93回 食事・運動の工夫によって健康な生活を送りましょう
▽市立東大阪医療センター 内分泌・代謝内科 平田 歩部長
糖尿病の治療は、薬に目がいきがちですが、食事・運動・投薬の3つがそろってこそ、健康な生活が送れるものと考えます。食事はカロリー制限、運動は長時間などのイメージがありますが、バランスのよい食事であれば、1食のご飯の量が150グラム~200グラムでも1日1600キロカロリーのカロリー調整は可能で、満腹感も味わうことができます。飲み物やお菓子などは余分なカロリーと糖質を摂取してしまうため、3食きちんと食べる食生活を組み立てましょう。
また、運動においては、立っている時間が多いだけでも運動につながるという報告があります。日本人は座っている時間が長いと言われていますが、家の中でもできる、自宅の階段昇降などを行うことも立派な運動につながります。
ぜひ、皆さんもできることから始め、食事・運動・投薬とそれらを継続しましょう。
問合せ先:地方独立行政法人市立東大阪医療センター事務局地域医療連携室
【電話】06-6781-5101【FAX】06-6781-2194
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