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自治体の皆さまへ

能登半島地震への本市の支援状況

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大阪府東大阪市 クリエイティブ・コモンズ

能登半島地震で甚大な被害を受けられた方々を支援するため、緊急消防援助隊大阪府大隊として、本市の消防隊、救助隊計9人を発災当日の1月1日、被災地へ派遣しました。1月17日までに延べ45人の隊員を輪島市に派遣し、救助活動や安否確認などを行っています。
また、市では支援物資の提供や職員の派遣、募金箱の設置などを行っています。

◆「被災地支援、これからも続けたい」
◇消防局東消防署 井上光太さん
私は第1次派遣隊として1月1日~1月5日の間、石川県輪島市で道路などのがれきの撤去や救助活動の安全管理などを行いました。地震発生時、私は当直でしたので、その日の21時46分に輪島市に向け出発しました。
現地に到着してみると、予想以上に大きな被害を受けており、1階部分が倒壊している民家も多数あり、すべての通信が断絶していました。また、道路も寸断されており、重機の搬入もままならない状況で、現地の皆さんとともに人力でがれきの撤去を行いました。
現地での作業は、昼夜問わず活動を行いましたが、活動中、現地の方に「来てくれてありがとう」などの声をかけていただき、力をもらいました。
現地で活動した身として、今後もさまざまな支援が必要だと感じましたし、私も支援の一端を担えたらと思います。

◆かほく市、七尾市、輪島市の3市へ支援物資を提供
石川県かほく市と七尾市、輪島市へ、飲料水やアルファ化米、消毒液など、被災地で必要となる物資を提供しました。

◇1月5日発送
かほく市:飲料水(0.5リットル)9,600本、アルファ化米5,000食、ブルーシート570枚、給水袋1,000袋
七尾市:飲料水(0.5リットル)16,320本、アルファ化米5,000食、ブルーシート500枚、給水袋1,000袋

◇1月9日発送
輪島市:アルコールジェル1,800本、次亜塩素酸ナトリウム80本、簡易トイレ200基、排せつ物収納袋19,000回分、エマージェンシーブランケット900枚(ポリエチレンテレフタレート(PET)素材の保温シート)

◆輪島市、穴水町へ職員、給水車を派遣
関西広域連合のカウンターパート方式(※)により、大阪府・大阪市・堺市・徳島県が担当する輪島市を支援するため、第1陣として大阪府、大阪市、堺市、東大阪市、高槻市の自治体が合同で1月10日から職員28人を派遣しており、本市から3人の職員を派遣しています。派遣された職員は、輪島市において避難所運営などに携わっています。
このほか、1月18日から輪島市に被災建築物応急危険度判定士として職員2人、穴水町に給水応援として給水車と職員2人を派遣しています。
(※)支援する自治体を被災された市区町村に割り振り、支援する仕組みのこと。支援する自治体と担当する被災市区町村を定めることで責任を明確化するとともに、ニーズに応じた継続的支援が期待できます。

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