5月31日はWHO(世界保健機関)により世界禁煙デーと定められ、日本では厚生労働省が5月31日からを禁煙週間と定めています。
たばこは「百害あって一利なし」です。紙たばこだけでなく、加熱式たばこや電子たばこでも体への害は変わりません。吸っている本人だけでなく、周囲の人への受動喫煙による害もあります。
▽受動喫煙とは
受動喫煙とは、他の人が吸ったたばこの煙を周囲の人が吸わされることをいいます。
たばこの有害物質は、喫煙者本人が吸いこむ煙より、たばこから立ち昇る煙の方に多く含まれています。受動喫煙が引き起こすものとしては、喉頭がんや肺がん、COPD(息切れ・咳を主症状とする肺の病気)、狭心症、喘息、乳幼児突然死症候群、流産や早産などが指摘されています。
▽望まない受動喫煙の防止に努めましょう
健康増進法や大阪府受動喫煙防止条例では、望まない受動喫煙を防止するため、多数の人が利用する施設などの区分に応じ、敷地内禁煙や専用の喫煙室以外の屋内禁煙、また家庭内や屋外でも周りに配慮するように定めています。
問合せ先:健康づくり課
【電話】072-960-3802【FAX】072-970-5821
■禁煙チャレンジしてみませんか
▽禁煙外来で
薬を使って、医師のサポートを受けながら禁煙する方法です(保険適用あり)。ニコチンパッチでニコチンを体に接種し、禁断症状を軽くします。
▽保健センターで
保健師が3か月間にわたって禁煙の個別支援を行います(無料)。
息の検査で、体に残るたばこの影響を知り、行動療法を活用しながら禁煙の支援が受けられます。薬の処方はありません。
▽禁煙補助剤で
通院などが難しい人は、禁煙補助剤(ニコチンパッチやニコチンガム)を薬局で購入する方法があります。
問合せ先:健康づくり課
【電話】072-960-3802【FAX】072-970-5821
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