市立東大阪医療センターのスタッフがリレー形式で医療に関する情報などをお届けします。
■第96回 新しいPET-CT装置を稼働
▽市立東大阪医療センター 放射線科 岡田博司部長
PET検査とは、放射性薬剤を静脈から注射し、体内への分布を撮影することで、がんの有無や広がり、他臓器への転移を調べる検査です。肺がんや、悪性リンパ腫をはじめ、多くのがんの診断に用いられています。
市立東大阪医療センターでは、昨年9月から新しいPET-CT装置を稼働し、がんに対する検査を行っています。PET-CT装置は放射線検出器に半導体を用いた最新の装置で、これまでよりキレイではっきりとした画像を短時間で撮像し、病気を見つけることができます。当センターは現在、中河内地区で唯一PET-CT装置を導入している施設となっています。
また、アルツハイマー型認知症の原因物質とされるアミロイドの沈着を測定するアミロイドPET検査も開始しています。
多くの市民の皆さんに活用していただけたらと思います。
問合せ先:地方独立行政法人市立東大阪医療センター事務局地域医療連携室
【電話】06-6781-5101【FAX】06-6781-2194
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