市政ニュース

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■デジタル技術で地域課題を解決　市民とIT技術者が協力しアプリを開発
3月3日から3日間、豊岡稽古堂で豊岡スマートコミュニティ推進機構(市とトヨタ・モビリティ基金が共同で設立した団体)主催の「豊岡市・地方都市の暮らしハッカソン※」を実施しました。
市内外からIT関連の技術者や地元の高校生等27人が参加。デジタル技術を活用して地域課題を解決するため、6チームに分かれアプリ開発を行いました。最終日の審査の結果、人々の居場所と医療・福祉の関係に着目したチームが最優秀賞を受賞。内容は「誰もが居場所と役割を持てる地域を目指して」をテーマに、地域で行われているサークル活動などでチャットグループの活用を促し、内容を人工知能が要約・分析。人とそれらの活動をつなぐ役割の人(リンクワーカー)が様子を把握した上で、最適な居場所を提案し、人々の社会的孤立を防ぐというものです。受賞した皆さんは「テーマを実現可能な形にすることが難しかったが、チーム力で課題へアプローチできた」と話していました。

※ハッカソン
プログラマーやデザイナーなどがソフトウェア開発を短期間で行うイベント

問合せ：DX・行財政改革推進課
【電話】21-9146

■次世代へ豊かな環境をつなぐために　豊岡市森林・林業ビジョンを策定
2月22日、市は、戦略的な市内の森林整備および関連する取組みの方針を示す「豊岡市森林・林業ビジョン」を策定しました。
市の面積の8割を占める森林は、かつて市民の暮らしを支えていました。しかし、安価な外材や燃料に押され、林業従事者も減少し手つかずの森林が増えています。そこで、自然を守り豊かな環境を次世代へつなぐためビジョンを策定し、林業事業体など関係者と協力して、森林が持続的に活用される林業の実現を目指します。
今後、市内全ての森林を対象に、森林整備・人材育成・木材の利用・普及啓発の4つの柱を掲げ、具体的な取組みを進めていきます。また、官民で構成される推進委員会を設立し、課題や実施事業の検証、取組事項等について協議し、ビジョンを推進していきます。
なお、計画期間は2023年度から10年間です。

問合せ：農林水産課
【電話】23-1127

■主な市政の動き
[2月]
▽20日
・「トルコ地震兵庫県義援金」募金箱を市役所本庁・各振興局に設置
・郵便局でマイナンバーカードの申請受付開始(〜9月29日まで)
▽22日
・豊岡市森林・林業ビジョンの策定
▽27日
・市議会3月定例会(〜3月24日)
[3月]
▽1日
・豊岡市ウェブ市勢要覧の公開開始
▽3日
・豊岡市・地方都市の暮らしハッカソン(〜5日)
▽5日
・第0回豊岡グッドローカル農業大会
▽10日
・新型コロナウイルス感染症警戒本部会議
▽13日
・マスク着用の考え方の見直し