■授業でのICT機器活用などで中学で学力状況が全国平均上回る
◇令和5年度全国学力・学習状況調査結果
全国の小学6年生と中学3年生を対象とした全国学力・学習状況調査の結果がまとまりました。今回の調査は、国語、算数・数学に加え、中学校では4年ぶりに英語も実施されました。調査結果の詳細は市ホームページ参照。
●学力状況
小学校の平均正答率では、国語・算数は全国平均とほぼ同じ。中学校では、国語・数学・英語のいずれも全国平均を上回りました。
●学習状況
小学校、中学校ともに授業でパソコンやタブレットなどICT機器を活用し学習を行うことに関する全項目で、全国平均を大きく上回りました。また質問による調査でのクロス集計から「教え方、教材、学習時間などが自分に合った授業になっている」と回答した児童生徒ほど「学校に行くのが楽しい」と感じている割合が高いことが分かりました。個別最適な学びが児童生徒の幸福感などに良い影響を与えていると考えられます。今後もICT機器を効果的に活用しながら、一人一人に応じた学習活動・学習支援の充実を図っていきます。
▽各教科の平均正答率(小学校)
▽全国の平均正答率を1とした経年比較
▽各教科の平均正答率(中学校)
※英語の調査は4年ぶり2回目の実施
▽全国の平均正答率を1とした経年比較
問合せ:教育指導課
【電話】050・7105・8052【FAX】851・9335
■情報公開・個人情報保護制度
◇令和4年度運用状況を公表
●情報公開制度
保有情報公開請求は284件。実施機関別の請求状況は、市長に対して212件、教育委員会に対して28件などで、具体的には「本市発注の工事または委託に係る金入り設計書」「看板の設置に係る文書」などでした。請求権者以外からの保有情報公開申出は125件。
●個人情報保護制度
保有個人情報開示等請求は149件で、特定個人情報に対するものはありませんでした。実施機関別の請求状況は、市長に対して124件、教育委員会に対して15件などで、具体的には「住民票の写し等交付請求書」「各部署への相談記録」などでした。
※運用状況は市役所別館6階行政資料コーナーと各図書館で閲覧可。保有情報公開請求や保有個人情報開示等請求などの請求方法は市ホームページ参照。
▽情報公開・個人情報保護制度 令和4年度運用状況
※請求権者以外の人からの申出
問合せ:コンプライアンス推進課
【電話】841・1294【FAX】841・3039
■9月定例月議会 市長の所信表明に各会派が代表質問
◇問責決議、条例制定、補正予算案など可決
令和5年9月定例月議会が9月29日に始まりました。期間は11月6日まで。初日の本会議では、伏見市長の所信表明が行われ(内容は本紙2ページ参照)、その後、令和4年度一般会計歳入歳出決算の認定など13議案が決算特別委員会に付託されました。10月11日の本会議では、市長に対する問責決議をはじめ、ひらかた万博推進事業経費、市駅前行政サービス再編関連事業経費を含む令和5年度一般会計補正予算案や、市長等の給与に関する特別措置条例の制定議案、国民健康保険条例の一部改正議案、小中学校体育館空調設備整備DBO事業請負契約締結議案など22議案が可決されました。また、16日・17日には、所信表明に対して5会派による代表質問が行われました(この項10月17日現在)。
問合せ:市議会事務局議事調査課
【電話】841・1528【FAX】841・0240
■高齢者の買い物支援や健康づくりで連携
◇ウエルシア薬局株式会社と協定締結
市は9月13日に府内で初めてウエルシア薬局株式会社と地域づくりの推進等に関する連携協定を締結しました。同社が薬局内で運営するフリースペース・ウエルカフェでの交流や移動販売車両の巡回による買い物支援などで協力し、市の施策と連携しながら地域コミュニティづくりや市民の健康増進に取り組みます。同社取締役西日本支社長の林正行さん(写真右)は「地域に根差すドラッグストアとして暮らしやすい地域づくりに貢献したい」と話しました。
※写真は本紙参照
問合せ:健康づくり・介護予防課
【電話】841・1458【FAX】840・4496
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