■枚方の秋はやっぱり菊
◇1000鉢以上の菊が3万人を魅了
10月25日~11月13日、枚方市役所周辺など市内各所でひらかた菊フェスティバルが開催され、市内愛好家らの菊約1000鉢などが並んだ会場に約3万人が訪れました。特設花壇「秋の国見山」では「赤や黄の小菊で情景を表現していてすごい」という声も。11月7日には長尾中学校の生徒5人が市役所の職場体験で同イベントを取材。江藤瑠香さん(13歳・写真左)は「市民にとって菊は特別なんですね」と市の花「菊」の文化が親しまれていることを実感した様子でした。
■子どもに伝える作る楽しさ
◇12社のものづくりを781人が体験
11月4日と5日、くずはモールで企業12社の技術を使った工作が体験できるオープンファクトリーが開かれました。市内ものづくり企業などに興味をもってもらおうと行われたもので、延べ781人の親子が体験しました。会場には金づちをたたく音が響き、ねじ穴を開ける機械の周りには珍しさから思わず足を止める通行人も。廃材で電気自動車を作った粟生直輝さん(4歳・写真)は床のコースで早速車を走らせ「作った車が走って嬉しい」と笑顔でした。
■世界へ!後輩にエール
◇メダリスト森本麻里子さんが出身クラブ訪問
市出身で今年の10月にアジア大会三段跳び日本人女子初の銅メダルを獲得した森本麻里子さんが、10月18日に自身も所属していたひらかたキングフィッシャーズスポーツクラブを訪問しました。約2時間、45人の子どもたちと準備運動や種目練習などで身体を動かし、「本番を意識して体を大きく動かして」と子どもたちへ直接アドバイスする場面も。森本さんは「枚方から世界で活躍する子たちが出てきてくれるのを楽しみにしています!」と後輩たちにエールを送りました。
■切り絵の世界で2000人を魅了
◇ひらしん美術展「たけうちちひろの世界」
10月25日~30日に市PR大使で切り絵・絵本作家のたけうちちひろさん(写真右)の作品展が総合文化芸術センターひらしん美術ギャラリーで開かれ、約2000人が来場しました。イタリア・ボローニャ国際絵本原画展での入選以降、国内外で絵本を出版し活躍するたけうちさんの作品が過去最多の約130点展示され来場者はその精巧さに見入っていました。市内から訪れた切り絵が趣味の尾形弘明さん(80歳)は「子どもが笑顔になれる作品ばかりですね」と感激していました。
※写真は本紙をご覧ください
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