令和4年度一般会計の決算見込みがまとまりました。歳入・歳出ともに令和3年度に実施した子育て世帯への臨時特別給付金の減などにより総額としては減少となったものの、歳入の内訳では、市税や地方交付税が増加し、歳出の内訳では、コロナ禍における原油価格・物価高騰等対応として実施した水道料金の基本料金等の減免により補助金などが増加しました。自治体の決算を表す実質収支は25億円の黒字で、単年度収支では2千万円となりました。
▽一般会計決算の状況
※単年度収支は前年度実質収支との差額となります。
■市債残高は8億円の減少
市債とは、多額の経費が必要な建設事業の単年度の負担を軽減し、計画的な財政運営を行うために国や銀行などから借りるお金のことです。このほか、地方交付税の不足分を補うための臨時財政対策債という借入金があります。
令和4年度末の市債現在高は、東部清掃工場基幹的設備改良事業など投資的経費に係る市債が増となったものの、臨時財政対策債が大幅な減となり、前年度に比べて8億円の減少となりました。また、令和4年度末の基金現在高は38億円の増加となりました。
▽普通会計の市債・基金現在高の推移
▽経常収支比率の推移
経常収支比率は、財政の弾力性を示す財政指標です。数値が低くなるほど自由に使えるお金が増えることを示しています。
▽普通会計の人件費・扶助費・公債費の推移
※決算の詳細は広報ひらかた10月号でお知らせします。
問合せ:財政課
【電話】841・1311【FAX】841・3039
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