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市立ひらかた病院 開院10周年 これからも心のかよう医療を(2)

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■令和6年1月開設 糖尿病センターって?
◆センター長インタビュー
◇総合病院の強みを生かしたチーム医療とトータルケア
当センターの特徴は、管理栄養士が生活習慣の改善に向けた栄養指導をしたり、検査技師が血糖測定器の使用指導をしたり、そのほか薬剤師や看護師などを含めたチーム医療です。また、さまざまな合併症のリスクに対し、網膜症なら眼科、妊娠糖尿病なら産婦人科と連携するなど、24の豊富な診療科を持つ総合病院としての強みを生かした対応もポイントの一つです。

◇公立病院の使命「断らない医療」を実践
血糖値が高くなりすぎて口渇・多飲・多尿・体重減少などが見られる重症の人や物忘れが激しく自分で薬の服用や注射ができない高齢者、がんの治療中に薬の副作用で糖尿病を合併した人たちなどが北河内全域から紹介状を持って当院を受診します。いずれも治療が難しい人たちですが、当院では地域の健康を守り抜くという公立病院の使命を果たすため必ず受け入れています。

■先進医療機器で患者への負担を軽減
◇令和4年5月導入
皮膚にあけた小さな穴に器具を挿入して手術を行う腹腔鏡手術の支援ロボット「ダヴィンチX.i」では、術者が患部の3D映像を見ながらロボットアームを操作。難しい角度の視野確保や人の手以上の可動域で、胃や大腸、前立腺、子宮などの腫瘍摘出をより細やかで確実に行います。これにより、増加している高齢患者への手術や、確実な治療と手術後の生活の質を両立させたがん手術などが可能となりました。

■自然災害や感染症にも備えています
▽枚方市災害医療センター
地震など大規模災害時には医療救護班の編成や、医療救護の拠点となる市災害医療センターとして患者の受け入れ、地域の医療機関との患者受け入れ調整などの役割を担います。

▽北河内地域唯一の第2種感染症指定医療機関
コロナ禍では「新型コロナウイルス感染症重点医療機関」に指定。これまで約2300人の新型コロナ陽性患者の入院治療を行い最大46人の陽性者が同時に入院、外来では約1万4000人(令和6年3月31日時点)の発熱患者を受け入れました。今後も新興感染症から市民を守る砦としての役割を果たします。

■病院の基本情報
住所:禁野本町2-14-1
診療受付時間:平日午前8時15分~11時30分
※整形外科のみ11時まで。
診療時間:平日午前9時~午後5時
診療科:
・内科
・循環器内科
・消化器内科
・呼吸器内科
・小児科
・消化器外科
・乳腺・内分泌外科
・形成外科
・整形外科
・脳神経外科
・心臓血管外科
・呼吸器外科
・皮膚科
・泌尿器科
・産婦人科
・眼科
・耳鼻咽喉・頭頸部外科
・リハビリテーション科
・放射線科
・歯科口腔外科
・麻酔科
・救急科
・病理診断科
・精神科
その他:受診時は原則として紹介状をお持ちください。紹介状がない場合、初診時選定療養費が必要です。詳細は同病院ホームページ(右記コード)参照
※二次元コードは本紙参照

問合せ:市立ひらかた病院総務課
【電話】847・2821(代表)【FAX】847・2825

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〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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