2月末ごろに開通する長尾杉線(杉工区)をはじめ、複数の大きな道路の整備が進んでおり、市の道路状況が大きく変わろうとしています。これらの大きな道路は都市計画道路と呼ばれ、まち全体の交通を考え計画的に整備されています。開通すると私たちの暮らしにどのような影響があるのか知ってみませんか。
■都市計画道路って?
□まちの骨格となる計画的に整備される道路
まち全体の移動が便利になることはもちろん、幅が狭く歩行者に危険があったり、渋滞が起きていたりするなど、まちの課題を解決するために計画的に作られる道路のことです。幅が大きな道路が多いのが特徴です。
□周辺の交通状況なども考慮
市全域の交通がより便利になるように作られた都市計画を基本に、周辺の交通状況や社会情勢に応じて見直しながら順次整備しています。
□危険な場所を優先
事故の可能性が高い場所や交通に大きな支障が出ている場所などから優先順位を考え整備をしています。
■枚方はこれからどんなまちになる?
枚方市都市計画マスタープラン
詳細はこちらから
※本紙二次元コード参照
■開通予定の都市計画道路(令和8年ごろまで)
□牧野長尾線・長尾杉線
長尾杉線(杉工区)令和6年2月末ごろ
牧野長尾線・長尾杉線(長尾工区)令和8年3月ごろ
※牧野長尾線は一部開通済
渋滞緩和でより住みやすく
将来的には牧野長尾線と長尾杉線が一本の道に。住宅地に入ってくる車が少なくなるほか、国道1号・国道307号にも行きやすくなります。
長尾駅周辺の踏切の渋滞を緩和。
第二京阪道路と国道307号の交差点の渋滞を緩和。
□中振交野線令和6年春ごろ(暫定)
歩行者の安全な通行を
京阪本線の高架化で利便性が向上するほか、住宅地の通り抜け車両を減らし、歩行者が安全に通行できるようにします。
□御殿山小倉線
一部を除き令和6年春ごろ
より安全な暮らしへ
備蓄倉庫などもある「輝きプラザきらら」へ行きやすくし、災害時の拠点間の移動をスムーズに。
子どもたちが安全に通学できるよう、狭い通学路に入ってくる車を少なくします。
■ひらレポ
LINEで簡単!安全な道路づくりにご協力を 「LINE」の枚方市公式アカウントなどから、道路の陥没などの情報を受け付けています。スマートフォンを持っていれば誰でも報告できます。
まもなく開通する長尾杉線の杉工区、整備中の長尾工区と牧野長尾線は、第二京阪道路と国道307号交差点付近の交通混雑の緩和をはじめ、道路交通網の強化、安全安心な歩行空間の確保、防災機能の強化、東部地域や新名神高速道路へのアクセス性の向上など、様々な効果が期待される道路です。今後も引き続き便利で安全なまちとなるように整備を進めていきます。
道路河川整備課長
大西英生
問合せ:道路河川整備課
【電話】050・7102・6520【FAX】841・4605
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