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4月から消防広域化で体制強化

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大阪府柏原市

柏原市・羽曳野市・藤井寺市・富田林市・河内長野市・太子町・河南町・千早赤阪村の8市町村で構成される「大阪南消防局」の運用が、4月1日から始まります。これにより、令和6年能登半島地震災害のような、近年の多様化・大規模化する災害や事故に対して、迅速かつ的確に対応していくことが可能になります。

■消防の広域化とは?
「消防の広域化」とは、2つ以上の市町村が消防事務を共同で処理することをいいます。柏原市は、以前から羽曳野市・藤井寺市と共に柏原羽曳野藤井寺消防組合を組織していましたが、この度、富田林市・河内長野市・太子町・河南町・千早赤阪村が新たに加わります。
これに伴い、組合名称は「大阪南消防組合」、消防本部名称は「大阪南消防局」に変わります。

■広域化で消防力を強化し、住民の「安心」を守ります。
◇2月12日から先行実施 消防指令センターの統合
消防本部の指令センターを統合し、現在の柏原羽曳野藤井寺消防組合消防本部の建物内に、新たに高機能指令センターを整備します。これにより、災害発生場所を管轄する消防署よりも隣接する市町村の消防署の方が近い場合、統合前よりも現場に早く到着できるようになります。
※本紙に図が掲載されています。

◇広域化で生まれるさまざまなメリット
▽消防財政の効率化
スケールメリットにより、行財政運営の効率化、経費の抑制が図れます。

▽災害発生時の初動体制、増援体制の強化
組織が大きくなることから、大規模災害・多数傷病者事故などへの対応力が強化されます。

▽現場活動人員の増強
本部業務の効率化により生じた人員を、現場活動要員に配置することにより、消防力の体制を強化することができます。

■今までどおりで、「変わらなくて安心」なところも。
(1)119番通報
消防車・救急車の要請は、119番へ。

(2)消防本部などの場所
消防本部・分署などの所在地は変わりません。

(3)書類の届出先
消防訓練や工事などの届出も、今までどおり消防署へ。

■消防memo
◇四天王寺大学キャンパスがドクターヘリの臨時着陸場に登録
四天王寺大学(羽曳野市)の東グラウンドが、令和5年11月20日、臨時着陸場(ランデブーポイント)として新たに登録されました。

広域化に関する問合せ:柏原羽曳野藤井寺消防組合消防本部 総務課
【電話】072-958-9925

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