令和5年度 市立柏原病院 事業状況

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※(1)経常収益とは、「医業収益」「医業外収益」「附帯事業収益」を合計したもの。
※(2)経常費用とは、「医業費用」「医業外費用」「附帯事業費用」を合計したもの。

■令和5年度　会計決算状況
◇収益的収支
診療を行うためや、施設を維持管理するために必要な支出と経営活動に伴う全ての収入

収入は、新型コロナウイルス感染症患者用に確保していた病床を縮小し、休止していた地域包括ケア病棟の段階的な再開により、入院収益が増加し、経常収益が前年度比2億4,284万円増の44億5,833万円となりました。決算額については、新型コロナウイルス感染症患者の入院受入病床の確保に係る補助金もあり、45億8,038万円となりました。
一方、支出では給与費等の増加、患者数の増加による材料費の増加、経費においても修繕費が増加し、費用の決算額は前年度比1億9,475万円増の52億4,148万円となりました。
以上のことから6億6,110万円の純損失が発生しました。

◇資本的収支
将来の経営活動に備えて行う医療機器の購入や施設の整備に必要な支出とその財源となる収入

収入は、医療機器の更新を行うための財源として、企業債の借入や一般会計繰入金等により、決算額は2億5,687万円となりました。
一方、支出では医療機器の購入等により建設改良費が8,690万円、企業債償還金が4億4,925万円となり、決算額は5億3,615万円となりました。