くらしの窓口 NO.556

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■トイレ修理で高額請求!
トイレの詰まりや水漏れの修理で、悪質業者によるトラブルが急増しています。

◇相談
トイレが詰まり、ネットで「すぐ駆けつける」「詰まり修理1980円～」という広告を見て業者に電話し、修理を依頼した。修理業者が来て、作業したが解消しなかった。トイレの奥が詰まっていてトイレを解体する必要があるので、便器とタンクを替えないといけないと言われた。25万円の見積書を見せられ、高いから無理だと断ったが、替えないとトイレが使えなくなると言われた。仕方なくクレジットカードで支払い、取り付けてもらったが高額すぎる。

相談者が電話をかけたサイトの広告を見ると、今回の契約は、広告の表示額と実際の請求額が大きく異なっており、特定商取引法の訪問販売に該当し、クーリングオフの対象になると考えられました。業者にクーリングオフのはがきを送りましたが、業者は見積書を渡し納得の上の契約だと主張しました。消費生活センターが何度も交渉し、半額返金されました。
急なトイレや排水管の詰まり、水漏れ、鍵の交換、害虫駆除など「暮らしのレスキューサービス」のトラブルが急増しています。サイト業者は提携した業者を派遣するだけで、責任を負いません。業者によっては、携帯電話番号しか分からず、連絡が取れなくなることもあるので注意しましょう。

▽トラブルを避けるために
・作業内容や料金に納得いかない場合は、契約を急がされても毅然(きぜん)と断る。
・日頃から信頼できる業者の情報を収集しておく。
・一度に大量のトイレットペーパーや流せるシートなどを流さない。
・ラバーカップなど用意し、自分でできる処置をする。
・賃貸住宅の場合、まず大家や管理会社に連絡する。

ネット広告をうのみにせず、下記に連絡するなど冷静に対処しましょう。

▽水道関係の連絡先
市指定管工事協同組合【電話】750・6388

問合せ：消費生活センター(ステーションNビル3階)
【電話】753・5555