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市政トピックス(1)

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大阪府池田市

■行財政改革推進プランIIIの最終報告
元年度~4年度を改革期間としている行財政改革推進プランIIIのまとめについて報告します。

本市では、平成23年度から令和4年度まで第6次池田市総合計画によるまちづくりに取り組み、そのまちづくりの基本目標の1つである「行財政改革を推進し希望の持てるまち」を達成するために、次の4つの施策を実施してきました。
[1]開かれた市政の推進
[2]健全な行財政運営の推進
[3]広域行政の推進
[4]情報通信技術の活用

同プランによる改革の目標と数値の推移は次のとおりです。
(1)財政調整基金残高4年度末20億円以上
(2)経常収支比率90%台
(3)実働職員数(職員数から療養休暇、産前産後休暇、育児休暇を利用中の者や休職中の者を除いて算定した人数)600人程度(一般会計)
(4)良質な市民サービスの確保のための「働き方改革」の推進(職場環境の整備)
[中期目標]安定的な財政構造の確立(臨時財源補てんをせず形式収支黒字化)

◇各種数値目標の推移

※4年度の経常収支比率は速報値。

元年度〜4年度のプランIII計画期間における改革の目標については、おおむね達成することができました。この結果を踏まえ、5年度以降は第7次池田市総合計画の前期基本計画に合わせて策定した「行財政ステップアップガイド」(5年度〜9年度)に基づき、「みんなで取り組むまちづくり」と「持続可能な都市経営」の2つの視点でより一層の行財政改革を推進し、総合計画が描くまちの将来像の実現をめざしていきます。
なお、改革期間中の主な取組内容は、次のとおりです。

[1]開かれた市政の推進
◇市民参画の推進
産官学民の連携による地域課題の解決

◇広報機能の充実
SNSのさらなる活用による広報活動の推進

◇広聴機能の充実
経験豊かな再任用職員を活用した市政相談の実施

◇情報公開などの充実
パブリックコメント手続制度の推進による市民参画の場の確保

[2]健全な行財政運営の推進
◇行政の効率性と財政の健全化の確保
市民ニーズに応じた提案事業の実施、AI技術などの新たな技術の導入による事務処理の効率化とサービスの向上、ごみ排出量の削減、認定こども園の園児の情報管理、行政手続きなどにおける押印の見直し、共同利用施設の再編・活用などの検討を含む公共施設の適正配置に向けた取り組みの推進、敬老会館、養護老人ホーム白寿荘を中心とした周辺施設の再編整備、都市再生整備計画に伴う満寿美公園の整備、市立池田病院の診療機能の向上による収支状況の改善

◇歳入の確保
現年徴収率向上と納期内納付の定着、滞納管理システムの更新による事務処理の効率化、ふるさと納税制度の活用によるみんなでつくるまちの寄付の募集、自動販売機の市有施設への設置による行政財産の目的外使用の検討

◇活力ある組織づくりと適正な人事管理
研修の実施と自学・自習の啓発による職員の資質向上

[3]広域行政の推進
◇他市町との連携の強化
2市2町(池田市、箕面市、豊能町、能勢町)における広域連携による効率的な事務処理

[4]情報通信技術の活用
◇情報システムの機能強化
スポーツ施設予約案内システムの運用、問い合わせ自動応答システム(AIチャットボット)の導入、母子健康管理システムの導入による事務処理の効率化およびサービスの向上

◇情報セキュリティ対策の高度化
情報システム運用基準の整備、住民基本台帳ネットワークや公的個人認証に係る内部監査の実施

※最終報告は市ホームページや行政情報コーナーでご覧いただけます。

問合せ:政策企画課
【電話】754・6213

■家庭用指定ごみ袋の仕様変更
燃えるごみ用指定袋、燃えないごみ用指定袋がロール式から平袋式(外袋から1枚ずつ取り出す方式)に変わります。
※価格や袋の大きさに変更はありません。従来品も引き続き使用できます。

問合せ:環境政策課
【電話】754・6240

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