歳入総額から歳出総額を引いた形式収支は2億3,267万円の黒字となり、これから翌年度に持ち越した事業の支払いに使う繰越財源1億1,429万円を差し引いた実質収支は1億1,838万円となりました。
※金額は1万円未満を四捨五入しているため、合計金額が合わないことがあります。
市民人数…10万3,064人(5年3月31日現在の人口)
■歳入
410億5,748万円
(市民1人当たり39万8,369円)
5年3月31日現在の人口で計算しています。
歳入総額は410億5,748万円で、前年度に比べて25億9,324万円(5.9%)の減少となりました。
内訳を見てみると、自主財源では、歳入の根幹である市税が1億5,955万円(0.9%)、使用料及び手数料が7,143万円(8.8%)、それぞれ増加するなど、5億9,645万円(3.1%)の増加となっています。
また、依存財源では、子育て世帯臨時特別給付金給付事業がおおむね完了したことに伴い、国庫支出金が20億4,792万円(18.0%)減少したことなどにより、31億8,969万円(13.1%)の減少となっています。
なお、市の借金である市債の残高は、前年度より26億8,233万円減少し、330億431万円となっています。
※自主財源とは市税や使用料などのように自ら徴収・収納する財源のことです。また、依存財源とは国庫支出金や地方交付税のように、国や府から定められた額が交付される財源のことです。なお、市債は府の同意を得て発行するため、依存財源となっています。
■歳出
408億2,481万円
(市民1人当たり39万6,111円)
5年3月31日現在の人口で計算しています。
歳出総額は408億2,481万円で、前年度に比べて20億5,925万円(4.8%)の減少となりました。
性質別では、前年度に比べ扶助費が障がい福祉関連などで1億7,306万円(1.8%)増加したものの、投資的経費がツナガリエ石橋や市民活動交流センターの整備完了などにより21億954万円(56.0%)減少しています。
目的別では、障がい福祉費や生活保護費、子育て支援などに要する経費である民生費の割合が一番多く、歳出総額の45.5%を占めています。
前年度との比較では、公債費が2億4,458万円(7.6%)増加となった一方、民生費が子育て世帯臨時特別給付金給付事業がおおむね完了したことなどに伴い11億9,762万円(6.1%)、教育費がツナガリエ石橋における図書館整備事業の完了などにより6億488万円(11.7%)、それぞれ大幅な減少となっています。
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