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自治体の皆さまへ

くらしの窓口 NO.551

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大阪府池田市

■その警告表示、詐欺です!
突然、パソコンに現れる警告画面による被害が増えています。

▽相談
パソコンでサイトを閲覧中、突然『トロイの木馬に感染した可能性があります。至急電話してください』という警告画面が現れた。画面を消せなかったので、電源を切って再起動したが同じ画面が現れた。ウイルスに感染したと思い、電話をすると、片言の日本語を話す外国人が出た。電話で指示されるままにパソコンを操作すると、相手の写真が出て、ウイルスの駆除と、5年間のサポート契約5万円を勧めてきた。早く対処しないとパソコンが動かなくなると言われ契約した。
支払いは、電子マネーのプリペイドカードをコンビニで買ってくるよう言われた。パソコン画面にプリペイドカード記載の番号を入力したが、「エラーになり使えない」と言われた。今のカードの5万円は明後日返金するので、新たに5万円のカードを買って入力するよう言われ、おかしいと気づいた。

これは、実在する大手ソフトウェア会社を名乗った「サポート詐欺」です。偽の警告画面を表示し、電話をかけさせ、虚偽の説明で不安をあおり、お金をだまし取ります。相手は海外にいる日本語を話す外国人で、ほとんどの場合050で始まるIP電話が使われています。
支払い方法は、電子マネーのプリペイドカードが多くなっています。カード記載の番号を相手に伝えると、相手はカードの金額を自由に使え、取り戻しは困難になります。
警告画面に表示された電話番号には、絶対に電話をかけてはいけません。慌てず画面を閉じてください。画面が閉じない場合や、インストールされた遠隔ソフトを削除(アンインストール)できないときは、メーカーやプロバイダなどに問い合わせましょう。自分で対処するときは「IPA偽警告」で検索し調べてください。
※IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)。

問合せ:消費生活センター(ステーションNビル3階)
【電話】753・5555

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