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市長のいけだDiary

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大阪府池田市

池田市長 瀧澤 智子

梅雨の晴れ間に夏の気配を感じるようになりましたが、お変わりございませんか。今年の近畿地方は、平年より早い5月29日に梅雨入りをしました。先日、庁内の危機管理会議の際、担当職員から「梅雨」の語源について触れる機会がありました。梅雨は、もともとは中国から伝わった言葉で、雨が多く、黴(カビ)が生えやすい時期ということから中国ではカビの雨、黴雨(ばいう)と表現されたそうです。日本では、その黴雨と発音が同じであり、梅の実が熟す季節でもあることから「梅雨」となったそうです。これからの季節は水害のリスクも高まります。本市では最悪の事態を想定しながら協議、体制を整備しています。これまでも、想定よりも雨量が少ない場合はホッとしましたし、台風の進路がそれると安堵(あんど)しました。このように、市長職はハラハラすることもありますが、職員の助言、道しるべに感謝し乗り越えています。出水期と呼ばれるシーズンはまだまだ続きますので、枕元にスマートフォンを置き、緊張感を持って就寝する日が続くかもしれません。
本市では、5月18日に統一地方選後初めての市議会臨時会が開催されました。臨時会では給食費無償化についても審議、承認いただきました。これにより令和5年度の小学校、中学校給食の無償化が決まりました。
5月下旬には「地域コミュニティ推進協議会会長会議」を開催しました。本市では11地域で地域コミュニティ推進協議会の皆さんを中心に、地域の課題に向き合い、解決するための事業提案や活動を行っていただいています。今年度は新たに、広報誌で各地域の活動を紹介しています。6月の五月丘地域を皮切りに、7月号は秦野地域と「地域分権レポート」が続いていますので、皆さんの活動をぜひご覧ください。
5月末には「みんなで楽しく!『女性のまなび舎』」の開講式で、「池田エイフボランタリーネットワーク」の総会で、それぞれ市長講演という形で令和5年度の予算編成や事業計画などをお話しする機会をいただきました。皆さんの強いパワーを感じ、私もエネルギーをいただきました。
コロナの位置付けが変わり、戻った日常も変わった社会もあります。今年は5年ぶりの猪名川花火大会の開催を決定しました。8月19日、色とりどりの花火が夜空に打ち上げられます。皆さんが夏の夕べを楽しまれることを願っています。これから暑くなりますが、ご自愛ください。

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