社会全体がコロナ禍前の日常生活を少しずつ取り戻しつつある中、本市も少しずつ活気が戻ってきています。
本市は人口10万人規模の中規模都市でありながら、産業・歴史・文化・緑・観光など魅力あふれるまちです。
今号は、定番のスポットから地域の人しか知らない穴場スポットまで、池田市観光大使の織姫姉妹「ぴかりん」と「ゆか」が紹介します。
視線をいろいろなところに向けると、もっと池田市が大好きになる。
一度行ったことがあるスポットも改めて行くと違った印象を受けるかもしれません。
地域の魅力を改めて感じに出かけてみませんか?
■私たち織姫姉妹が皆さんに紹介します
姉:クレハトリぴかりん
妹:アヤハトリゆか
◆織姫 クレハトリぴかりんのおすすめスポット
◇五月平展望台
本市だけでなく、大阪平野・伊丹市・川西市などを一望することができる絶景スポットです。昼と夜で見える景色も違い、しっかりと視界が開けます。ただし、山道を歩くため、しっかりとした準備をして登ることをお勧めします。
◇小林一三記念館
小林一三氏は、鉄道を中心とした整備や住宅地の開発、さらに歌劇や百貨店などの「目的地」をつくり上げた経営者によるまちづくりの手本になる人物だと感じています。文化や芸術のマネジメントのモデルとして揺るぎない小林氏のスピリットを多く学べる場所です。
◇石橋商店街
このひしめき合う狭さが良いです。商店と人が関わり、顔を突き合わせて一緒に楽しみながら商売し、生活をしている。この「石橋愛」にあふれた雰囲気がなによりの魅力です。
◇猪名川の風景
「よし明日も頑張ろう!」猪名川を見るといつも心地良さを感じます。
空の広がりや風、また大きすぎない猪名川だからこそ味わえる心地良さです。軍行橋の手前から見るときは、運が良ければ飛行機の離着陸も見えるので、満喫してください。
◇亀之森住吉神社
中国自動車道や大阪国際空港近くに立地しているのに、境内に入ると静かで清らかな空気が流れます。陸・海・空における安全な航行をお守りくださるということで、毎年初詣にお参りしています。
■池田市の観光資源は数多くありますが、何よりも携わる「人」が大きな魅力です。
阪急電鉄による、宝塚本線における駅別乗降人員(令和4年)では、豊中駅に次いで、池田駅は第2位であり、多くの市民の皆さんが通勤・通学で使用され、また観光客の皆さんが足を運んでくれていることが分かります。私は「住みよいまち」であることには、「人の良さ」が根付いているからだと、池田市での生活や観光大使でのPR活動を通して強く感じます。皆さん池田市が大好きなのです!
「どこが好き?」というのは愚問で、ただなんとなく池田市が好きで、さらに楽しいまちにしたい。そのためには一肌脱いでもいいぞという気風が池田市の「人」にはあります。
池田市の歴史あるまちづくりの中で、逸翁・呉春などの有名どころだけではなく、商売人、職人などのまちの人たちで築き上げてきた居心地の良さは、他市にはない不思議な魅力だと感じています。
クレハトリぴかりん
◇秀望台
五月山ドライブウェイを走ると、途中に鳥居があるのをご存じでしょうか。池田市や阪神高速、猪名川などを一望できるスポットでありながらも、りりしくそびえ立つ鳥居は神秘的な雰囲気を醸し出しています。夜にライトアップされるビッグハープもきれいですね。
■家族、友人に囲まれつつ、生まれ育った池田市への地元愛を自覚したのは、アメリカの高校に留学したときでした。留学先での暮らしと比べると、池田市は自然が豊富であり、歴史や文化・産業・観光地だけでなく、人のつながりや地域の安全性、地域参画のためのイベントの充実なども魅力であると感じ、生まれ育った環境に感謝しました。帰国後、ふるさとである池田市に関わりたいと思い、成人式の実行委員に参加した際も、コロナ禍にもかかわらず開催に向けて多くの方々の思考錯誤してくださる姿を見て、私もさらに池田市の力になりたいと思い、「いけだ織姫コンテスト」に応募しました。2度目の応募で念願が叶っての就任なので、1年間池田市民の皆さんにお会いできることが本当に楽しみです。
アヤハトリゆか
◇サカエマチ商店街
小学生の頃まで、祖父と池田駅から商店街を抜けた先にあった映画館に行き、帰りに買い物をするのがお気に入りの散歩コースでした。祖母に頼まれてよくお使いに行ったのを覚えていて、おもちゃやおいしいお総菜を買った思い出がたくさんある場所です。最近は「映える」カフェも充実しているので、若い人にもお気に入りのお店を探していただきたいです。
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