「『だったらいいな』を叶える いけだ」をキャッチフレーズとして5年度からスタートした「第7次池田市総合計画」では計16の施策を推進しています。その施策の中から毎号1つ取り上げ紹介します。
総合計画をもっと知って、あなたも一緒にまちづくりに参加しませんか?
■今月紹介する施策は…高齢福祉の充実
◆9年度までにめざす姿
いくつになっても住み慣れた地域でいきいきと活動でき、介護などが必要になったときには、包括的・継続的な支援体制がつくる安心のもとでサービスを利用し、自分らしい生活を継続できる。
◆福祉部高齢・福祉総務課
田籠主事が紹介します
当課では、高齢者が暮らしやすくなるよう「敬老のつどい」といった敬老行事の開催のほかに、施設循環福祉バスの管理、民生委員児童委員協議会・社会福祉団体の事務局などの運営業務を行っています。
特に現在は、3月末に廃止した敬老会館の敷地に建設予定である多世代交流施設の整備に注力しています。
その中で、私は緊急通報装置など高齢者サービスの紹介に関する業務を主に担当しています。
◇緊急通報装置でより安全な毎日を
緊急通報装置は、高齢者世帯や独居の高齢者を対象に設置を行っています。ボタンを押すとナースコールセンターにつながり、必要に応じ救急車の手配や24時間の健康相談などをすることが可能です。
また、オプションとして緊急時に業者が自宅の鍵の開閉を行うことや生活見守りセンサーによる安否確認を行うこともできます。
昨年12月から固定電話をお持ちでない方も利用できる装置を導入し、皆さんが安心な毎日を過ごせるよう尽力しています。
◇安心できる日々だから楽しみも大切に
9月には、敬老月間に65歳以上の市民の皆さんを対象とした「敬老のつどい」を市民文化会館で開催予定です。高齢者の心身の健康増進を図るためのイベントで、楽器演奏や歌唱、大道芸、ダンス、落語などの催し物をお楽しみいただけます。
ぜひ楽しいひとときを過ごしにお越しください。
◇誰もがいきいきと住みやすいまちづくり
多世代交流施設を「地域のリビング」として、世代を超えたさまざまな人たちが気軽に立ち寄ることのできる施設となるよう整備を進めています。
総合計画の施策の柱である「いきいきと暮らし続けられるまちづくり」に貢献できるよう、状況に応じて施策を推進し、より住みやすいまちになるよう努めたいと考えています。
◇市民の皆さんへ
近年、自宅の近所や地域での付き合いの希薄化が進み、地域での見守りや支え合いの体制が課題となっています。
このような課題を解消するためには、地域でつながる場の創出が重要です。本市にはふれあい・おしゃべりサロンや老人クラブなど、皆さんがコミュニケーションを取り、人とつながることができる場がありますので、ぜひ積極的にご活用ください。
総合計画の全体版は市ホームページでご覧いただけます。
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