■5・6月号の紹介者
ロビン・ヘイトン・谷向さん
南アフリカ共和国
私のふるさとのケープタウンでは、盗難の可能性が高いため、家の外に持ち運びできるものを置くことはありません。ケープタウンのまちを歩いていたとき、ある店の前にとてもかわいい小さなフェインボス(南アフリカの多肉植物)の鉢が置いてあるのを見ました。1週間後、同じ店の前に、今度はフェンスに鎖でつながれた、新しい多肉植物の鉢がありました。誰かが最初の鉢を盗んだようです。
鉢植えの植物を盗むのは誰なのか、いろいろな人がいるものだと、ときどき不思議に思います。まだ日本での驚きは絶えませんが、造園の仕事をしている夫家族との生活から得た多くの知識のおかげで、随分と日本に順応している自分を感じます。今度は逆に、南アフリカの常識に驚く私がいるのではと思います。
◇注目!
「南アフリカ出身のロビンさんとクッキング」詳細は本紙に掲載されています。
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