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IKEDA TOPICS(5)

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大阪府池田市

~安定した経営をめざして~
■(市政情報)公営企業業務報告
5年度下半期(5年10月1日〜6年3月31日)の水道・公共下水道・病院事業の業務報告をします。

◆水道事業
5年度の下半期の収入は、12億6,388万円(前年度同期比2,926万円減)で、支出は18億2,948万円(同4,725万円増)です。上半期分を加えた年間執行額は、収入23億863万円、支出23億3,926万円で、収支差し引き額から投資的経費に係る消費税等7,236万円を差し引いた額1億299万円が当年度純損失です。
本年度は、第2次施設整備計画に基づき、取水設備の更新、配水管布設替などを行いました。経営面では、1月に水道料金およびメーター料の改定を行い、より適正な料金体系への見直しを行いました。今後も効率的経営に努め、安全で良質な水道水を安定して供給していきます。
◇水道事業予算執行の状況

◆公共下水道事業
5年度の下半期の収入は、19億1,603万円(前年度同期比958万円増)で、支出は23億2,947万円(同2,865万円減)です。上半期分を加えた年間執行額は、収入27億6,195万円、支出27億5,520万円で、収支差し引き額から投資的経費に係る消費税等7,676万円を差し引いた額7,001万円が当年度純損失です。
本年度は、前年度に引き続き、雨水路の整備や汚水管渠(きょ)の更新を行うとともに、下水処理場施設の設備更新を進めました。経営面では、1月に使用料改定を行い、経営の健全化を図りました。今後も効率的経営に努め、公共用水域の水質保全と浸水対策を行います。
◇下水道事業予算執行の状況

◆病院事業
5年度病院事業会計下半期の収入は64億3,065万円(前年度同期比10億9,497万円減)、支出は68億4,122万円(同1,386万円増)で、当期収支差引額は4億1,057万円の赤字でした。
上半期は1億7,298万円の赤字であったため、年間では5億8,355万円の赤字となりますが、これに消費税の調整を加えるため、最終的には9億5,866万円の当年度純損失となりました。
5年度は、新型コロナウイルス感染症の法律上の位置付けが5月8日に5類感染症へ移行したことにより、基本的な感染症対策は維持しつつも、面会制限を徐々に緩和するなど平常の診療機能の回復から充実へと努めました。また、物価高騰やそれに伴う給与改定により委託料や給料が増加したものの、薬品の処方や治療・手術の内容変化に伴う薬品費や診療材料費の減少と医療機器の償却終了に伴う減価償却費の減少により、費用は微増にとどめることができました。
一方で、収益面では、外来収益に係る診療単価は維持したものの、患者数の大幅な減少から減益に転じたことに加え、入院収益においても診療単価の低下により大幅な減少となり、さらに新型コロナウイルス感染症関連補助金制度の廃止による影響も受けた結果、医業収支および当年度純損益ともに悪化し、損失計上となりました。
公立病院として今後とも安全で良質な医療を継続して提供するため、診療機能の強化による収益性の向上とともに費用のさらなる削減に努め、安定した財政基盤の確立をめざしていきます。
◇病院事業予算執行の状況

◇入院および外来患者数

問合せ:
上下水道部経営企画課【電話】754・6069
病院事務局財務経営課【電話】751・2881

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