本市では、年を重ねても、住み慣れた地域で安心して生活が続けられるまちづくりをめざしています。
あらゆる年代の市民が普段の散歩の中で、少しだけ周りを見渡して、自分の地域に関心を持っていただけるようにわんわんパトロールを5年7月に開始しました。
■愛犬と散歩しながら地域の見守り活動を
わんわんパトロールの6年7月末現在の登録者は100人で、115匹の愛犬が隊員として活動を行っています。登録者は普段の愛犬の散歩で、地域の高齢者などの見守りや防犯など、ちょっとしたボランティア活動を行います。特に無理をする必要はなく、散歩中に少しだけ地域に目を向けていただき、気になることなどがあれば、市や市社会福祉協議会、地域包括支援センターなどへ情報提供をお願いしています。現在も新たなパトロール隊員を募集していますので、ぜひご登録いただき、一緒に地域の見守りの輪を広げましょう。
■わんわんパトロール登録隊員数
5年8月末:53匹
6年1月末:81匹
6年7月末:115匹
■高齢者などの見守りポイント
普段の散歩でどのようなことを気を付けているのでしょうか?
実際に見てみましょう。
(1)住宅地
ポストに新聞や郵便物がたまっていないか、同じ洗濯物が何日も干したままになっていないか、夜間に何日も電気がついていないか、家の中から怒鳴り声が頻繁に聞こえないかなどに気を付けています。
(2)公園
散歩で見かける方やあいさつをする方が普段と様子が違ったり、体調が悪そうであれば声を掛けます。また、暑い日や寒い日、雨が降っているのに長時間ベンチで座っている方なども気に掛けています。
■わんわんパトロール隊員募集中!!
隊員条件:市民の愛犬(本市に登録され、毎年狂犬病予防注射を済ませている)
登録方法:申請書を下記受付場所にご提出ください。申請書は市や市社会福祉協議会ホームページからダウンロードできます。本紙二次元コードからの登録も可能です。
◇登録すると素敵なグッズがもらえます
・わんパト缶バッジ
・ボランティアグループ「糸の会」手製のお散歩手さげバッグ
■隊員紹介インタビュー
◇岡村 香里さんと愛犬のショコラちゃん
愛犬のショコラは10歳で毎日欠かさず散歩をしていたので、普段の散歩の中で見守り活動をやってみようかなという気軽な気持ちで隊員に登録しました。
実際に見守り活動を兼ねて散歩していると、年末の寒い時期に高齢者の方がパジャマ姿でスリッパを履いて道をうろうろしていました。声を掛けると自分の名前は理解できていましたが、自宅は池田に存在しない地名だったので、警察に通報をした経験があります。
「見守りをしなければいけない」などの強い使命感は必要なく、ショコラとの散歩の中で気付いたことを今後も情報提供していければと思います。
■あなたの「気づき」がこのまちの誰かの助けになります。
愛犬との散歩と合わせて無理なく、気軽に見守り活動を行いましょう。「何かおかしいな」「変だな」と思ったら、地域支援課や市社会福祉協議会、高齢者の相談窓口である地域包括支援センター(下記参照)へご相談ください。緊急時には警察署などに通報をお願いします。
(1)伏尾地域包括支援センター
【電話】752・1649
担当校区:ほそごう・秦野
(2)さわやか地域包括支援センター
【電話】754・6789
担当校区:池田・五月丘
(3)井口堂巽地域包括支援センター
【電話】763・0300
担当校区:石橋・緑丘
(4)石橋巽地域包括支援センター
【電話】763・0363
担当校区:北豊島・石橋南
(5)のぞみ地域包括支援センター
【電話】080・7438・7083
担当校区:呉服・神田
問合せ:
地域支援課【電話】754・6288
市社会福祉協議会【電話】751・0421
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