市長のいけだDiary

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池田市長　瀧澤　智子

穏やかにスタートした令和7年。お天気に恵まれ気候も暖かく過ごしやすいお正月でしたが、いかがお過ごしでしょうか。私にとっては貴重なまとまったお休みでしたので、家族でのんびり過ごしました。
現在、これまで庁内外で意見交換を重ねてきたいくつかのプロジェクトが動き出しています。まずは池田駅南側の再整備で、現在は水路の撤去が完了し、ベンチなどの構造物を順次施工しています。駅周辺ですから、通行しやすさを前提に快適に滞在いただける工夫を凝らしています。これまでの「市道」から「広場」に定義しなおし、広場条例という利用のルールも定めました。工事は今年の夏の完成を予定しており、大阪・関西万博を追い風にたくさんの方に利用していただける空間となればと考えています。工事中は何かとご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。
次に五月山動物園の再整備では、国の交付金を活用しながら工事を3カ年計画の予定で進め、段階的にオープンしていきたいと思っています。今年度はウォンバットゾーンの整備を進めています。今月は、姉妹都市提携60周年記念でオーストラリアのローンセストン市を訪問しますが、現地でウォンバットに会えることを期待しています。五月山緑地はとても魅力的な場所で、来年春ごろにはカフェ・レストランをオープン予定で、その準備や調整もしています。本市にお住まいの方、市外から本市に足を運んでくださる方にとって、五月山エリアのさらなる魅力向上につながることをめざしています。
また、旭丘地域の旧敬老会館を解体し、子どもから高齢者まで多世代が交流できる施設の整備に向けて調整を行っています。子どもたちが楽しく安全に遊べる場所はとても貴重です。私の子どもが幼かった頃の気持ちを思い出しながら担当職員と遊具の種類や遊び方のイメージなどを膨らませ、利用しやすい施設になるように協議を重ねています。
ハード整備は時間も費用もかかります。老朽化した施設の維持管理が大きな課題ですが、それらに向き合い市全体の方向性を決め、ひとつずつ取り組みを進めてまいります。